愛知県岡崎市で、全国でも珍しい平飼いのブランド卵を使った、贅沢な卵かけご飯が人気となっています。

 愛知県岡崎市にある卵のテーマパーク「らんパーク」。

 併設のレストランで8月下旬から提供を始めたのが、希少な純国産鶏「岡崎おうはん」の卵を使った卵かけご飯です。

【動画で見る】「ふわふわでパンケーキみたい」客も驚嘆…ブランド卵使った“究極の卵かけご飯” 卵のテーマパークで人気に

卵の白身を専用の泡だて器で5分ほど混ぜてメレンゲにし…。

釜で炊き上げた長野県産の米の上に乗せて「土手」にします。

通常の卵より15%ほども大きく色が濃いという黄身を乗せれば完成です。

客:
「おいしかったです。ふわふわでした」

「普通の卵と違ってふわふわしてて、パンケーキとかを食べてる感じ」

「全然違います。びっくりしました」

客も味の違いに驚く「究極の卵かけごはん」。だし醤油も、らんぱーくオリジナルで卵かけごはんのために開発されたものを使用しています。

 美味しさの理由はブランド鶏の卵というだけでなく、その飼い方にもあるといいます。

太田商店の社長:
「まさに平飼い(ひらがい)という感じで、自由に遊べるようなかたち、羽を広げられるかたちになっております」

ケージでの飼育に比べ、産卵率が低く餌代などのコストがかかる平飼いですが、広いスペースで伸び伸びと育つため、ストレスが少ないと言われています。

今はまだ卵の数が安定していないため、平飼いの卵は1日20食限定ですが、今後は増やしていく予定です。

太田商店の社長:
「ゆくゆくは数を増やしていく予定でおります。皆さんに広く食べていただけるようになればといいなと思っております」