名古屋の会社が、驚きの「プランター」を開発しました。

　珈琲専用の急須など、これまで様々なアイデア商品を開発してきた名古屋市中村区の「アメイズプラス」が、8月から発売を始めたプランター『PetPot（ペットポット 4928円）』です。

　特徴は表面についた“目”。まぶたを閉じて眠そうにしたり、不機嫌になったりと、色んな表情を見せます。

【動画で見る】植物がペットのように…水をあげるタイミングを表情で教えてくれる『進化系プランター』その驚きの仕組み

開発担当者：
「植物が『お水が欲しい』という気持ちを訴えてくる、そんなプランターになっています。だんだんお水がなくなってくることによって、目が閉じてきて元気がなくなってきちゃう、そんなプランターです」

　このプランターは、水をあげるタイミングを表情で教えてくれます。

　その構造は…。

開発者：
「植物がお水を吸う事によって徐々に水位が下がってくるので、それによって目が閉じた状態になってしまう、そんな商品になっています」

　このプランターは、植物をセットする「頭」、水位を表す「まぶた」、水をためる「顔」と3つのパーツに分かれていて、水の量によって浮力でまぶたのパーツが浮かんだり沈んだりする仕組みになっています。

　水耕栽培さえできれば、どんな植物にも対応できるということで、初心者でも育てられるオススメの植物を開発者に聞いてみました。

開発者：
「一番オススメなのは豆苗ですね。今、豆苗をご自宅で刈り取って、もう一度栽培される方が増えていると思うんですけども。刈り取ったものを、この『ペットポット』にセットしてあげることで、しっかりともう一度栽培するし、お水がどんどん減っていく過程というのも楽しむ事ができるのでオススメな植物になっています」

　愛着がわき、植物をペットのように育てられると、8月に発売を開始してからすでに100個以上が売れているということです。