ご当地ラーメンが愛知でおなじみの企業とコラボし、他にはないラーメンが登場しました。

 JR名古屋駅構内にある、7つのラーメン店が集まった驛麺(えきめん)通り。

 12月、開業20周年を迎え、愛知でおなじみの企業とコラボしたラーメンを開発しました。

 福島名物、喜多方らーめんのお店では、日本で初めて家庭用カレールウを発売したオリエンタルとコラボ。

【動画で見る】オリエンタルやカゴメ等…名古屋駅構内『驛麺通り』が20周年記念で地元企業とコラボ 11日までの期間限定

 スープは鶏ガラをベースに、醤油とオリエンタルの粉末カレールウを加えたもの。上にかけるサバカレー、トッピングのサバフレーク、サバの竜田揚げの衣にもルウを使う徹底ぶり。喜多方らーめんによく絡む「カレーまぜそば」です。

 ルウを製造しているオリエンタルは…。

オリエンタルの営業部長:
「他社にはない粉末のカレーというのが私どもの特徴になりますので。粉末のカレーって油脂が少なくてヘルシーであっさりしているわけです。私どものカレーとの相性をよく考えていただいたチョイスだったなと」

喜多方らーめん 蔵まちの店長:
「愛知県民の方には懐かしいオリエンタルカレーの味というのが、食べていただければ『オリエンタルだな』と分かっていただけると思います」

 担々麺専門店は、カゴメとコラボ。カゴメのトマトペーストとピザソースに、担々麺で使う香辛料などを混ぜて酸味を効かせたオリジナルスープ。辛めの豚ミンチをトッピングしたら、カゴメのトマトソースをたっぷりと。

 カゴメの食材をふんだんに使ったアラビアータ風ラーメンです。

 さらに和歌山らーめんのお店は、昭和23年創業、名古屋市中区に本社を置く肉の杉本とコラボ。

 老舗精肉店自慢の北海道産牛肉をたっぷり使い、すき焼き風に。豚骨しょう油のスープとの相性も考慮した贅沢な逸品です。

 ほかにも、まるや八丁味噌やミツカンなどとコラボしたラーメン、合わせて7種類が楽しめます。

ジェイアール東海フードサービスの担当者:
「企業さまの商品の味も残しつつ、驛麺通りの味も残して商品を作らなくてはいけないので、その中で試作がすごく大変だったなという思いがあります。皆さまに支えられた20年間でしたので、皆さまに応援され続ける驛麺でありたいと思います」

 愛知おなじみの会社とコラボしたラーメンは、12月11日までの期間限定です。