寒さが深まり、鍋のシーズンが到来しました。今、SNSを中心に、レア肉とニンニクがのった「ステーキ鍋」が話題となっています。

 北海道の郷土料理が楽しめる、名古屋市中区の『道南農林水産部』。

 5年前には、白子やあん肝、牡蠣などが入った、その名も「痛風鍋」を開発。累計5万食を売り上げたことで有名です。

【動画で見る】〆は黒トリュフの雑炊…“痛風鍋”で有名な北海道の郷土料理店から『ステーキ鍋』レア肉にたっぷりニンニク

 この店が今シーズン始めたのが、レア肉とニンニクがのった「ステーキ鍋」。

道南農林水産部の担当者:
「(北海道は)陸のモノもおいしいので、帯広牛のステーキ鍋を開発しました」

 低温調理された帯広牛の上に、ニンニクのかけらが10個以上。スープは豚骨ベースにたっぷりのチーズが溶け込んでいます。

 肉の下にはフライドポテトやニンジンが。鉄板ステーキをイメージした、付け合わせ野菜をお鍋の中に入れています。

女性客:
「お肉が赤身で結構さっぱりしているから、チーズと合わせてもくどくない」

男性客:
「このお値段にしては肉の質が良くて、プリプリしていておいしかったです」

 鍋の〆は、黒トリュフが入った「トリュフバター雑炊」です。

女性客:
「トリュフは食べ慣れてないけど、いい香りがします。おいしい」

男性客:
「口の中で風味が広がる、おいしいよ」

 毎年恒例のぐるなび発表のトレンド鍋では、今シーズンのキーワードは「平成リバイバル」。キムチチゲやもつ鍋など、平成にブームになった鍋を令和の時代に合わせてアレンジする鍋の波が来るとしています。

 道南農林水産部でも…。

道南農林水産部の担当者:
「平成で流行ったキムチチゲを、当店名物『痛風鍋』と掛け合わせて作った『痛風キムチチゲ』になります」

 辛味に負けないコクとして、アサリと豚肉が入っています。〆はスープとよく絡むラーメンをオススメしています。