負けたら終わりのWBC決勝トーナメント。日本代表は16日午後7時から東京ドームで準々決勝・イタリア戦に臨みます。名古屋市中区のバー「コート・オブ・アームズ」ではペッパーミルを増やし、応援の準備を整えました。

 決戦の地・アメリカまであと1勝。運命のWBC・準々決勝イタリア戦が始まります。

 栗山監督が予告先発したのは大谷翔平投手。

大谷翔平投手(15日):
「負けたら終わりなので」

 負けたら終わりの決勝トーナメント。侍ジャパンの選手たちは16日午後、決戦地の東京ドームに到着。ヌートバー選手も緊張した面持ちで試合に挑みます。

 ヌートバー選手でお馴染みなのが、両手でコショウをひく「ペッパーミル」のポーズ。「こつこつ粘り強く」という意味のパフォーマンスで、ファンの間で話題になっています。

 このペッパーミルブームを受け、名古屋市中区のバー「コート・オブ・アームズ」では、元々あった26個に新たに24個を追加し、「ほぼ倍」の50個のペッパーミルを用意しました。

店長:
「業者さんにお問い合わせしたところ、もう物がなくて取り寄せに1週間くらいかかるということで。急遽、違う業者さんに何軒かあたって、なんとか間に合うように手配できました」

【動画で見る】“ペッパーミル”が品薄に…WBC準々決勝 侍Jがイタリア戦へ 前回は床がコショウだらけのバー「掃除する」

 在庫がある業者を粘り強く探して手に入れたミルで、16日夜の日本戦を盛り上げます。

店長:
「(前回の試合の時は)大変でした。あちこちにコショウが散らかっていました。(床を)掃いて掃いて、ここにもあるのか…みたいな感じで」

 試合が盛り上がっても、料理へのかけ過ぎには注意。店長のおススメは、1回から2回まわす程度が適量だということです。

店長:
「キッチンでも(料理に)塩コショウかけているんですけど、この期間はかけずに。(店側は塩コショウを)控えて、お客さんにやらせようと。(床を)ガンガン汚してもらって、勝ってもらってヒットしてもらって、頑張って翌日に掃除するので」

 16日の試合では、ほぼ満員となる40人の予約が入っていて、来たるべき「ペッパーミル」の瞬間を待ちながら熱いエールを送ります。