22日の地価公示で、東海3県の商業地で地価が高かったトップ5をまとめました。

 最も地価が高かったのは名古屋駅前のミッドランドスクエアで、1平米あたり1900万円でした。5地点のうち4地点は名古屋駅周辺です。リニア中央新幹線開業を見据えた再開発でここ数年地価が上がっていますが、その勢いはまだ衰えていないようです。

 2023年は、岐阜県高山市上三之町の古い町並みのエリアで、3年ぶりに地価が上昇に転じました。新型コロナの水際対策緩和や全国旅行支援などの観光支援策により、観光客が増えていることが要因とみられています。

 県の平均では、愛知県は商業地・住宅地とも2年連続で上昇、上昇率も拡大しています。岐阜県と三重県は、商業地・住宅地とも31年連続で下落しています。

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