
WBCの決勝でも登板するなど、侍ジャパンの一員として活躍した中日ドラゴンズの高橋宏斗投手が名古屋に凱旋し、会見で「ベストパフォーマンスができた」と大会を振り返りました。
高橋宏斗投手:
「まだちょっと実感が湧いていないといいますか、本当に昨日優勝してすぐだったので、まだ実感が湧いていないんですけど、今はとても嬉しい気持ちでいっぱいです」

Q.肉体面・精神面の疲れはどうですか?
高橋宏斗投手:
「自分自身、決勝の1イニングしかアメリカでは投げていないので、体の疲れは問題ないですし、ここに来ている以上、開幕に向けてドラゴンズが日本一になるために自分が貢献するだけだと思うので、そこに関しての体力の疲れであったり、精神的な疲れというのは感じていません」
Q.日本・アメリカを含めて3試合に登板、振り返ってどう?
高橋宏斗投手:
「自分のベストパフォーマンスができたかなと思いますし、ドラゴンズではずっと先発をやっていたんですけど、ジャパンにいってからは中継ぎで投げることになって、すごく良い経験もできましたし、少しはチームに貢献できたんじゃないかなと思います」
Q.決勝・アメリカの1イニングは振り返ってどう?
高橋宏斗投手:
「試合前から5回に投げると言われていたので、そこに向けて準備はしていましたし、いざマウンドに上がるとなると足も震えましたし、今まで感じたことのないプレッシャーや緊張感を感じながら、レフトからマウンドに上がっていきました」
Q.いろいろな先輩方から感じることがあったと思うが、どんなことを一番に思い出す?
高橋宏斗投手:
「やっぱりピッチャーをまとめてくれたダルビッシュさんの発言・行動というのは、自分自身がずっと見ていましたし、やっぱりメジャーリーグであれだけ活躍されている選手だったので、それなりの言動・行動をしていた部分が印象的です」
Q.ダルビッシュ投手の言葉・行動で一番印象的だったのは?
高橋宏斗投手:
「一球に対しての意識だったり、自分がなんとなく考えていたことに対しての、ダルビッシュさんの意識はすごく高いものを感じましたし、やっぱり意識の高さの違いと言いますか、そういったところは自分自身すごく感じました」
Q.大谷翔平選手からはどんなことを感じた?
高橋宏斗投手:
「大谷さんは食事の時に席がすごく近かったので、そこでかなり話す機会があったんですけど、ピッチャーのことについていろいろ話したり、配球のことであったりというところをいろいろ話して、すごくいろんなことを学ばさせてもらいました」
Q.テーブルの上に置かれた瓶は?
高橋宏斗投手:
「5分前くらいに、みなさんからのお祝いで監督から、シャンパンファイトできなかったのでいただきました」
【動画で見る】WBCで活躍!高橋宏斗投手の帰国会見ノーカット版

Q決勝戦の後のシャンパンファイトの顛末は
高橋宏斗投手:
「一通り表彰式が終わって、いろんな方と写真を撮って、シャンパンファイト行くぞっていう気持ちでゴーグル着けてシャンパンを持っていたら、マネージャーさんから『アメリカでは21歳からしかお酒は飲めないんだよ』と言われて、『そうなんですね』って始めようと思ったんですけど、そんなにうまくいかなかったです」
Q何とか入ろうとは思った?
高橋宏斗投手:
「はい、無理やり入ろうとは思っていました。(入れないと聞いたのは)始まる1分前くらいですかね。(その後は)端っこの方で水を持って、楽しそうなみんなを見ながら動画を撮っていました。悔しかったです。日本ではやれるので、やりたいなと思います」