
三重県伊勢市の近鉄宇治山田駅近くに、地元の人たちに長く親しまれている「まんぷく食堂」があります。
看板メニューは、客の9割が注文するという「からあげ丼」です。
男子高校生:
「めっちゃ美味いっす」
別の男子高校生:
「毎日食べます」
また別の男子高校生:
「安くて美味しいし…」
地元の男子高校生が声を揃えて絶賛するのは、まんぷく食堂のからあげ丼です。いかにも“デカ盛りグルメ”の予感がするその店は、近鉄宇治山田駅のすぐ近くにあります。

まんぷく食堂の店長:
「いらっしゃい!」
【動画で見る】地元の人に聞いた三重県伊勢市の"テッパン3選"「まんぷく食堂」「五十鈴川」「カタパン」

元気な声で迎えてくれたのは、ユーモラスな雰囲気のある店長の鋤柄太平さんです。
鋤柄さん:
「本当にお客さんの9割がからあげ丼(を注文する)」
からあげ丼を作る手順は、まず鶏肉にニンニクを利かせた衣をまとわせ、カラッと揚げます。

醤油ベースの甘辛いダシに、からあげとタマネギを入れてグツグツと煮込み…。

味がしっかり染み込んだところで、卵でとじます。

これをご飯にのせたら、地元グルメ、まんぷく食堂のからあげ丼(730円)の完成です。

丼を持つと、手にずっしりとした重みが伝わります。

からあげの甘辛さをコショウがピリッと引き締めていて、食が進みます。

店には地元の高校生たちが貼っていったたくさんの写真が飾られています。昔からの伝統のようなものだといいます。

鋤柄さん:
「お客さんが作ってくれた、いい文化があるかもしれないですね」

鋤柄さん:
「ええ思い出のアルバムを、いつも作ってくれとって、ホントずっと楽しい」
2023年1月11日放送