長い人は「9連休」という人もいるゴールデンウイーク。2023年は各地で賑わいが戻ってきています。

 晴天に恵まれた岐阜県高山市では5月1日、観光地の古い町並みに、朝から多くの人の姿がありました。

 観光バスも行き来し、海外だけでなく県外からも多くの観光客が訪れています。

【動画で見る】最大“9連休”のGW 各地で賑わい戻る 中部国際空港のフードコートも満席に

奈良から来た夫婦:
「初めて来ました。レトロ感があっていいです」

愛知から来た女性:
「なかなか来られなかったので、この何年か。カボチャプリンを買って帰る予定です」

 4月30日の伊勢神宮も、雨にもかかわらず多くの参拝者が。参道のおはらい町でも、グルメや昔ながらの遊びを楽しむ子供の姿などが見られました。

大阪から来た男子高校生:
「僕ら4月から高校生なので、これからの3年間しっかり安全にやっていけるように、みんなで頑張っていこうという気持ちを込めてお祈りしたい」

大阪から来た女性:
「7年ぶりぐらいに来ました。伊勢神宮に久々に参拝したくなったので。ザーザー降りじゃなかったのでよかったです」

 賑わいが戻ってきた東海3県の観光地。中部国際空港も正午ごろ、フードコートが満席になっていました。

 ゴールデンウィークとしては久々の光景で、飲食店からは喜びの声が聞かれました。

まるや本店のマネージャー:
「(賑わいが)ここまであるのは、コロナ前ぐらいまでになるかなと思います。この光景が戻ってきたのは、空港で働く従業員にとっては本当に嬉しいことだなと」

(リポート)
「国際線の出発ロビーです。ものすごい行列ができています。コロナ禍前のゴールデンウイークが戻ってきているようです」

 まだコロナ禍前の3割ほどの予約数ということですが、この週末におよそ7000人が出国。ゴールデンウイークを海外でという雰囲気も徐々に戻ってきました。

シンガポールに行く女性:
「やっと自由に行けるかなと」

タイに行く子供たち:
「トゥクトゥクに乗る」
「タイ料理が食べたいなと。ガパオライスとか」

アメリカに行く男性:
「ニューヨークに行ってきます。観光地を巡りたくて、タイムズスクエアとか」

 人気の観光地・ハワイには、既にたくさんの日本人観光客の姿が。

男性観光客:
「コロナの前なので2019年の11月ぶりですね。3年半ぐらい。ずっと待っていました。今日のために仕事してましたから」

新婚旅行の夫婦:
「ハネムーンなんですけど。結婚してから3年間ぐらい(コロナで)行けなかったんで、待ちに待った海外です」

 ホノルルにあるステーキ店にも、子供連れの家族や還暦祝いで来た夫婦など、多くの日本人観光客が熱々のお肉を楽しんでいました。

アロハステーキのゼネラルマネージャー:
「昨年に比べるとすごく日本人の観光客の皆さん、多く入ってきているように感じています。予約状況でお伝えすると、60パーセントぐらいは日本人のお名前をお見受けします」

 ワイキキビーチにあるホテルでも、日本人観光客が徐々に回復しているといいます。

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジアジア地区広報マネージャー:
「去年と比べたらかなりの数の方が戻ってきている。実際に街中で日本語を聞くことは非常に増えてきたので、嬉しいことだと思っています」