岐阜県養老町の『自由軒』は、地元の人からもプロ野球選手からも愛される洋食店です。プロ野球の巨人やメジャーリーグのヤンキースで活躍した松井秀喜さんも注文したトンテキ定食は、“松井定食”と呼ばれて親しまれています。

 養老町には野球のバットを製造するミズノが工場を構え、プロ野球選手たちも立ち寄る自由軒はその近くにあります。

 店の壁には選手たちのサインがびっしりと並んでいます。プロ野球の巨人やメジャーリーグのヤンキースで活躍した松井秀喜さんや、中日の元監督・落合博満さん、2022年で現役を引退した福留孝介さんなども来店していました。

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松井さんが食べたメニューは「松井定食」と呼ばれるほど人気になりました。

店主の田中啓文さん:
「松井選手が1年目にトンテキ定食を食べられたんです。それから近所の人が、松井選手が食べたやつを食べたいって。近所の人から“松井定食”と言われている、トンテキ定食が」

“松井定食”=「トンテキ定食」(1700円)には、たっぷり250グラムの豚肉を使用。

ワインで下味を付け、フランベしてアルコール分を飛ばします。

2週間かけて作る自家製デミグラスソースをたっぷりかけて完成。

松井選手をトリコにした一品は、肉がやわらかく、ソースはまろやかでコクがありました。

田中さんの妻・浩子さん:
「トンテキって言うとちょっと硬いイメージがあるのかわからないんですけど、意外とやわらかいですよ」

大きなお肉の下には、ジェノベーゼのパスタが敷かれていました。

エビフライ・オムレツ・みそカツ・ハンバーグを盛り合わせた「大人のランチ定食」(1550円)も。

メニューが豊富で毎日行っても飽きない洋食店です。


2023年2月7日放送