劇団四季のミュージカル「キャッツ」と名古屋市中村区の「名古屋プリンスホテル スカイタワー」がコラボレーションしたアフタヌーンティーが、期間限定で始まります。ヌン活にもおすすめです。

5月12日から始まる「キャッツ・ムーンライト・アフタヌーンティー」は、劇団四季のミュージカル「キャッツ」の日本公演が2023年11月に40周年を迎えるのを記念して「名古屋プリンスホテル スカイタワー」がメニュー化しました。

 始めに楽しませてくれるのは、劇中で印象的な月が輝く夜空のシーンをイメージし、バタフライピーを使った幻想的な「ウェルカムドリンク(ノンアルコール)」です。

 香りのついた煙を瞬時に閉じ込める「フレーバーブラスター」を使って、ドリンクの上に月をイメージした球体を乗せてくれます。

【動画で見る】“ヌン活”にもおすすめ…劇団四季『キャッツ』×名古屋プリンスホテルスカイタワーのアフタヌーンティー

 球体は数秒すると弾け、広がるのはレモンの香りです。

 2段のスタンドの上段には、4種類のスイーツが並びます。黒い皿はステージに見立てられています。

 猫の手の形をしたクッキーの上に、紫のカシスのムースと、焼いたマシュマロを重ねて肉球に見立てた「カシススモア」は、若い頃名の知れた娼婦だった猫「グリザベラ」をイメージしています。

 猫の爪の様な形をした筒状の焼き菓子に、マスカルポーネ風味のクリームと、甘酸っぱいイチゴソースを詰めた「カンノーロ」。イメージは、泥棒家業に勤しむアクロバットが得意なオス猫「マンゴジェリー」と元気いっぱいのメス猫「ランペルティーザ」がダンスをしているシーンです。

 かつては二枚目俳優だった「アスパラガス」は、茶色い毛並みにツギハギの上着を纏ったキャラ。コーヒー風味のバタークリーム、コーヒーを浸したチョコの生地、チョコのガナッシュを層にしたビターなケーキ「オペラ」はアスパラガスの上着に見立てました。

 表面がツヤツヤしたスイーツは、ゼリーを塗ったクリームチーズのムースを、チョコ風味のタルトの上に乗せて、縁に香ばしいカカオを使った「フロマージュタルト」。包容力のある大人の雰囲気を持った「ジェリーロラム」の毛皮がイメージです。

 下段にも「オールドデュトロノミー」「スキンブルシャンクス」「タントミール」「ジェニエニドッツ」をイメージしたマカロンやゼリーなど4種類のスイーツが並びます。

 また、セイボリーはカポナータやマリネなど4種類の料理がありますが、マンカストラップの毛皮に見立てたマッシュポテトは、グレーと白が混ざり合う斬新な一品です。

 このメニューを提供している「名古屋プリンスホテル スカイタワー」のレストラン「SkyDining天空」です。

 地上140mにあり、広々とした窓からは現在の「名古屋四季劇場」も眼下に望むことができます。

「名古屋プリンスホテル スカイタワー」の上野浩二料理長は「キャラクターをイメージしたスイーツの完成度を確かめながら楽しんでもらいたい」と話しています。

 アフタヌーンティーは予約制で、1人5200円(税・サービス料込 WEBサイトからの予約は4970円)。前日までに予約が必要で、2人から受け付けていて、「Sky Dining 天空」で5月12日から7月6日まで提供されています。

【劇団四季ミュージカル『キャッツ』】

 満月が青白く輝く夜、街の片隅のゴミ捨て場で、年に1度、ただ1匹の猫“ジェリクルキャッツ”選ぶ舞踏会に24匹の猫が集まる。人間に飼いならされることを拒否してしたたかに生き抜き、人生を謳歌する強い心と無限の個性、行動力を持つ猫“ジェリクルキャッツ”に選ばれるのはどの猫か。

【メニュー】

■スタンドスイーツ(上段)

・オペラ
・フロマージュタルト
・カシススモア
・カンノーロ

■スタンドスイーツ(下段)

・ボンボローニ
・ロール カスタード
・マカロン ショコラ
・パンナコッタ&フルーツミックスゼリー

■セイボリー

・マグロのイタリアンマリネ
・トマトとモッツァレラのカプレーゼ風
・カポナータ
・トリュフ風味のマッシュポテト

■その他

・ウェルカムドリンク
・マロンモンブラン
・スコーン プレーン&オレンジホワイトチョコチップ