名古屋市昭和区の鶴舞公園が27日、リニューアルオープンしました。新たに食べ歩きができる店も登場しました。

 1909年にできた鶴舞公園の一角に、新たにオープンした「TSURUMA GARDEN」。公園内の3カ所をリニューアルし、飲食店を中心に14の店舗が入りました。

 つまんで食べられるイタリアンプリンや、衣にフレークをまぶしたからあげなど、食べ歩きができる店が多くあります。

【動画で見る】園内3カ所をリニューアル…名古屋・鶴舞公園に新スポット『ツルマ ガーデン』食べ歩きできる店等14店舗

 中でも名古屋市瑞穂区の老舗和菓子店・山田餅本店が出店した「もちはもちや」には、草餅やおはぎなどを小ぶりにした詰め合わせセットや、これからの季節にぴったりな葛でできた溶けないアイスバー、名古屋名物おにまんじゅうなどがあります。

 わらびもちや団子は、最中で作った食べられるトレーで提供。公園で食べる際、ゴミが出ないようにという配慮です。

男性客:
「よくジョギングで来ます。オシャレになった感じがして。モーニングもできるのでいいのかなと思います」

女の子:
「きれいだなと思って。もっと人増えそう」

 このエリアは元々休憩所やパターゴルフ場がありましたが、利用者が少なかったため全面リニューアル。自然はできるだけ残し、木を避けるように店が建てられています。

 公園の北側にある「秋の池」エリアは、見晴らしの良い和風空間に。ゆったりとくつろげます。

 その池の近くには、「肉のスギモト」と日進市のスーパー「D−MARKET」がコラボした店が。

 自慢の黒毛和牛から新鮮な野菜や果物まで、公園を楽しんだ後に買うことができ、売っている食材を使ったフードメニューをその場で楽しむこともできます。

 鶴舞公園が完成し110年以上。リニューアルで新たな賑わいが生まれそうです。