岐阜県各務原市(かかみがはらし)に、板金工場を営む男性が開いたスケートボード場があります。キッズからシニアまで、幅広い年齢層のスケートボーダーに利用されています。

 スケートボードパーク「BOOST SKATEPARK」を開設したのは、榊原正人(さかきばら・まさと)さんです。「バラッチ」のニックネームで親しまれています。

経営する板金工場のすぐ隣に、自分の趣味でもあるスケートボードのパークを整備しました。オープンしたのは5年前で、その後、障害物などを手作りで増やしていったといいます。

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利用者は、幼稚園児から上は61歳まで、幅広い年齢層のボーダーが利用しています。

スケートボードといえば、東京オリンピックでは10代の選手たちが大活躍しましたが、このパークにも凄腕キッズがいました。小学4年生の宮川新君です。

後ろのタイヤのみを手すりにかけて滑り降りる「バックサイド・フィーブルグラインド」という、超高難易度の技を成功させました。

パーク最年長、61歳の中村竜二さんも、タイヤの後輪を引っかけて一時停止するという大技、「ブラント・トゥ・フェイキー」を披露してくれました。

中村竜二さん:
「始めたのは50歳。このバラッチと知り合って、色々教えてもらいながら。目標、70歳まではやらさせていただきます」

バラッチさん:
「ちっちゃい子から本当にいろんな人が一緒の場所で遊べるのがスケートボードの良さなので、なかなか他のスポーツだったり遊びだと、大人が参加できなかったりもするんですけど、子供と大人が一緒に遊べる本当にすごい良いものなので。各務原らしい、文化として根付いてもらえたらいいなと思って、色々地道な活動を続けていきたいと思っています」

2023年4月4日放送