大人顔負けの演技…三重・東員町で受け継ぐ『こども歌舞伎』七世・松本幸四郎丈の出身地という縁で結成
三重県北部の東員町は、十代目・松本幸四郎さんや女優・松たか子さんのひいおじいさんにあたる、七世・松本幸四郎丈(しちせい・まつもとこうしろうじょう)の出身地です。
そのため町一丸となり、日本古来の伝統芸・歌舞伎を後世に残すため「こども歌舞伎」が結成されました。
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「こども歌舞伎」の練習を見せてもらうと、中学生や高校生くらいの子供が迫力のある演技を披露していました。
指導するのは元市川少女歌舞伎(もと・いちかわしょうじょかぶき)で活躍され、現在も歌舞伎の指導をしている市川梅香(いちかわばいか)先生です。
この日は、間近に公演を控え、演目の練習真っ只中でした。
永戸菜々子さん(17):
「幼稚園の頃から参加させてもらっています。ちっちゃい子だったり大きい子だったり、本場の歌舞伎よりも可愛かったり微笑ましかったりするところはこども歌舞伎の魅力だと思います」
杉原晴明さん(17):
「化粧とかセリフの言い方もすごく面白かったし…。歌舞伎は見得を切るんですよ。その歌舞伎らしさをお客さんに見てほしいです」
大人顔負けの演技でした。
2023年5月16日放送