愛知県豊田市にあるラーメン店「麦笑(ばくしょう)」に、スープが“青い”とんこつラーメンが登場し、話題になっています。

 スープが「真っ青」のラーメン、その名も「青のとんこつ」。すごいインパクトです。

 食べにきた客からは「(見た目が)イヤです」「チャーシューが青くなってる」「思ったよりもキレイ」などの感想が聞かれました。

 写真を撮影したくなる青のとんこつスープですが、お世辞にも美味しそうとは言えない見た目です。

【動画で見る】SNSで話題も勇気がいる…愛知県豊田市のラーメン店にインパクト大「青のとんこつ」色の素は“企業秘密”

 味にはこだわりがあり、とんこつを約2日間煮込んだ濃厚なスープに、自家製のチャーシューやもやしを入れ、ニンニクと黒胡椒でパンチを効かせた、やみつきになる一杯です。

 青色の素は、企業秘密とのこと。気になるお味は…。

客2人:
「見た目は変わっていますが、とてもおいしいです。とんこつの味がして」
「まろやかな味がしてとてもおいしいです」

別の客:
「歯が…」

 食べていた皆さんの歯や舌が、「真っ青」になっていました。

 ユニークな「青いとんこつラーメン」、なぜ作ろうと思ったんでしょうか?

ラーメン麦笑 豊田店の日比さん:
「前にいたスタッフの人にアドバイスいただいて。出した瞬間に“わ~”って言われるようなラーメンを作りたいなと思って作ってみました。(お客さんは)めちゃめちゃ喜んでくれますし、おいしいのが不思議でしょうがないって言ってもらえる」

 この「青のとんこつ」は、SNSで話題になってはいるものの、日比さんが期待したほどは注文がないとのことです。

日比さん:
「青を目当てで来た人も頼むところで変わっちゃうみたいな、なかなか勇気が出ないみたいな。(1週間に)出て10杯ぐらい。」

 店の一番人気は「とこ豚骨らーめん」で、どう見ても“美味しそう”です。

 どのメニューも、麺は約10種類の中から選べるシステムで、刺激的な辛さを味わえる新辛麺(しんしんめん)に、もちもち食感のドラゴン麺、3種類のカツオが香るちぢれ麺など、ユニークな麺がたくさんあります。

日比さん:
「うちの元が製麺所やっていて、今でも30種類以上あるんですけど、10種類ぐらいにおさめている方です」

 今後、麺の種類は増える予定あるのでしょうか。

日比さん:
「あるっちゃあるかな…。正直増やしたくないですけど、1、2種類ぐらいなら増やしてもいいかな」

 今後、さらに麺の種類が増えることもありうるということです。「青のとんこつ」に続く、新しい名物ラーメンが誕生する日が来るかもしれません。