老朽化で2023年4月から休園していた名古屋市天白区の「農業センターdelaふぁーむ」が、一部エリアのリニューアルを終えて10月6日にオープンしました。

 待ちわびていた人たちの1番のお目当ては、入口近くの売店をリニューアルした「産直市場」です。

野菜の詰め放題コーナーを利用する客:
「詰め放題が大好きなので。油断していたら穴を開けてしまいました。破けちゃった」

 詰め放題コーナーは、ジャガイモやタマネギを袋いっぱいに詰めることができ、「390円」です。

【動画で見る】BBQ広場も整備…名古屋市天白区「農業センターdelaふぁーむ」がリニューアル 野菜詰め放題に多くの人

 地産地消をテーマに、施設内で育てた野菜に加え、地元産の採れたて野菜や名古屋コーチンを使った加工品などを買うことができます。

女性客:
「ずっと来れるのを待っていたので。ししとうとか、ここでできたものを買うようにしたりしています」

 老朽化により解体した温室の跡地には、子供たちが遊べるウッドデッキや屋外の休憩スペースが登場しました。

 ウッドデッキには岐阜県産のヒノキが使われています。

ウッドデッキの利用客:
「(ヒノキの)いい香りがする。子供でも安心して遊べる場所が多くていいなと思います」

別の利用客:
「昔はここに噴水があったりして、よく娘が幼いころ遊びに来てたんですけど、こんなにきれいになったので、また孫と遊びに来たいと思います」

 今回、新たに「BBQ広場」が整備されました。施設内で収穫された新鮮な野菜や、名古屋コーチンなどを味わえる上に、食材の持ち込みも自由です。

 必要な機材は全て揃っていて、ゴミの回収サービスもあるため、手ぶらでBBQが楽しめます。

BBQ広場の利用客:
「おいしいです。弾力がすごくあって」

別の利用客:
「今日オープンっていうことで、初日に来ようかなと。手ぶらで来て、ここでセットを買って、市場で買ったものも食べれて」

 BBQ広場は完全予約制です。利用料は、食材持ち込みの場合は中学生以上が1700円。名古屋コーチンやシーフードなどの食材と利用料がセットのプランは3400円から4000円で楽しめます。

 「delaふぁーむ」では、ふれあい動物園や牛舎などが入る畜産エリアのリニューアルも進めていて、2024年3月にオープンする予定です。