
メジャーリーグ、エンゼルスからFAとなっている大谷翔平選手の争奪戦が、佳境を迎えています。これまで6球団が候補に浮上していましたが、ロサンゼルス・ドジャースとトロント・ブルージェイズの2球団に絞られつつあるようです。

ブルージェイズは、大谷選手のために10億カナダドル=1080億円を準備していると報道されています。地元紙は「情報提供者によると、ブルージェイズの会長は国際的スター大谷獲得のために全てを賭ける」と話しているとしています。
大本命とみられているドジャースは、ロバーツ監督が「正直に言うとショウヘイに会って話をした。うまくいったと思う」と会見で明らかにし、波紋を呼んでいます。
面会について、中日スポーツの大谷選手担当・阿部太郎記者は「ドジャー・スタジアムを大谷選手が訪れた際は、球場内のグッズショップを閉鎖し、ファンが球場に入れるスタジアムツアーも急遽中止と、関係者しか入れない状況を作った」と話しています。
【動画で見る】エンゼルスの赤一色から変化…大谷翔平グッズの特設ショップ 移籍話が佳境迎え徐々に“ドジャーブルー”等も

交渉はどうなるのか、阿部記者の取材では「決着は来週になるのではないか」としています。
どの球団になるかについて、阿部記者は「最有力なのがドジャースなのは変わらない。エンゼルス残留は20〜30%くらいか」としています。