冬型の気圧配置の影響で、22日の東海3県は、この冬一番の冷え込みとなりました。

 岐阜県郡上市では、21日からの雪で、辺りは一面の雪化粧に。住民たちも雪下ろしなどに追われていました。

住民:
「これくらいは今の時季としては普通。15cmくらいかな」

 子供たちは雪合戦を楽しんでいました。

女の子:
「(雪が積もったのは)2回目。こんなに降ったのは1回目」

 世界遺産・白川郷では、合掌造りの屋根にも、うずたかく雪が降り積もっています。

【動画で見る】合掌造りの屋根にも積雪…“今季最強寒波”の影響は東海3県にも 名古屋では朝の最低気温が氷点下1.4度に

 集落の道路では、雪に突っ込んでしまった車や、ノーマルタイヤで動けなくなった車も…。

 22日午後4時現在の積雪量は、白川村で85cm、郡上市で54cmとなっています。

 最強寒波の影響は、名古屋にも及びました。

 名古屋の22日朝の最低気温は氷点下1.4度、岐阜市で氷点下0.5度と、今シーズン初めての冬日となりました。北区にある名城公園では、池の水の表面が凍っていました。

毎日散歩している女性:
「体の芯から冷えるような寒さを感じました。(普段より)ランニングをされている方はちょっと少ないかなと」

 名古屋駅前でも、厚手のコートやマフラー姿で通勤や通学する人がいました。

男性:
「すごく寒くて、メガネも曇る感じで。(中に)3~4枚着ています」

女性:
「めっちゃ寒いです、本当に。暖かい日は上着なしでも大丈夫だったので、それに比べたら寒いです」

 厳しい寒さは、24日ごろまで続く見込みです。