ワインを飲みながら絵描きを学べる絵画教室が名古屋市熱田区に登場し、人気を呼んでいます。

 2023年3月に名古屋市熱田区の金山にオープンした「アートワインバー名古屋」。バーといっても絵画教室のため、昼間も営業しています。

 ゴッホの名作『ひまわり』など、絵を描いた経験がなくても手軽に名画が描けるということで、人気を呼んでいます。

アートワインバー名古屋の原宗一郎社長:
「ヨーロッパやアメリカだと大変はやっていて人気なんですけれども、絵を描きながらお酒を飲むと。アートをもっと身近に感じでもらいたいなと」

 ワインは、ソムリエがセレクトする本格的なものです。

ソムリエ:
「『ルチェンテ』というイタリアトスカーナのワインです。ラベルには太陽が描かれています。ゴッホが元々絵の題材として、ある一定の時期からは太陽が多く描かれています」

【動画で見る】お酒たしなみながらキャンバスに…名古屋・金山の絵画教室『アートワインバー』元美大生が指導し手ぶらでOK

 ワインを通して名画の背景なども知ることができます。

 お酒が苦手な人や子どもたちには、ソフトドリンクを提供しています。

 絵の講師役は元美大生で、誰でも簡単に描ける方法で指導してくれます。道具も全て用意されているので、手ぶらで参加可能です。

 ほろ酔い気分でキャンバスに向かうと、筆もすすむということです。

絵画講師:
「ワインを普段飲まれない方でも楽しい雰囲気、気分になると思うので、絵を描かれない方も意外と楽しんで描いていただいたりとか、新しい才能を発揮される方もいるので」

男性客:
「ゴッホを感じます。一人でも楽しいです」

別の男性客:
「自分的にはお酒も飲めるし、子供も絵を描いたりさせるのはなかなかないので、いい機会だなと思って」

女性客:
「また違う絵で、違うワインを飲みたいなと思いました」

別の女性客:
「ワインの味も楽しかったし、『ゴッホもこうしたのかな?』と思いながら飲めました」

 描いた絵は持ち帰ることもできます。2時間6600円で、予約が必要です。

アートワインバー名古屋の原宗一郎社長:
「人と人との新しいコミュニケーションの形として、企業の研修であったり飲み会だったり、友達同士の遊びの一つの形になればいいかなと思っております」