プロ野球の西武ライオンズなどで活躍した清原和博さんが2024年1月14日、愛知県知多市で小学生に指導しました。

 14日は、清原さんと、現役時代から親交の深い中日ドラゴンズの小田幸平コーチと野球教室の講師を務めました。

 知多市内の7つのチームから、小学5年と6年の約100人が出席し、清原さんらからバッティングの指導を受けました。

 初めにバッティングの基本として「ピッチャーにあわせてタイミングを取ること」「ボールを芯で捉えること」「しっかり腰を回すこと」の3点を伝えました。

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 その後、3つのグループに分けてバッティングを指導した清原さんは、1人1人に名前を聞いたり、腰をかがめて子供の目線に合わせて話しかけたりしながら「完璧、完璧」「今の良かった!最高」などと声をかけていました。

 参加した子供たちは「褒めてもらえてうれしかった」「清原さんに教えてもらえて苦手だったバッティングが好きになった」などと話し、プロで活躍したかつてのスラッガーからの指導に緊張しながらも、目を輝かせていました。

 指導の最後に清原さんは子供たちからの質問を受けましたが「ホームランを打つためにはどうすればいい?」という質問には「素振りを30回でもいいので、毎日続けることが大切」などとアドバイスし「自分で限界点を決めるのではなく、夢をどんどん追い続けてほしい。辛いことや苦しいこともいっぱいあると思うけど、自分を信じて頑張れば夢は叶う」とエールを送りました。