愛知県長久手市のジブリパークに2024年3月、新エリアの「魔女の谷」が誕生します。開園を記念して2月13日、新しいCMが公開されました。絵コンテを担当したのは宮崎駿さんです。

 3月に新エリア「魔女の谷」がオープンするジブリパーク。待ちきれないファンのために公開されたCM。

 ハウルの城によく似たキャラクターが、火を吹きながら不思議な世界を歩いています。

 CMの絵コンテは宮崎駿さんが担当。ジブリパークの制作を指揮する息子・宮崎吾朗さんのオファーで実現したといいます。

【動画で見る】“ネコバス”も運行へ…3月誕生のジブリパーク新エリア「魔女の谷」新CM公開 絵コンテは宮崎駿さん

 新エリアの「魔女の谷」は、高さ約20mの「ハウルの城」に…。

 魔女の宅急便に登場する「グーチョキパン屋」では、実際にパンを買うことができます。

 また『天空の城ラピュタ』などをイメージしたフライングマシンや、カラフルなメリーゴーランドなど、ジブリパークに初めて乗り物が登場します。

 そして、乗り物といえば『となりのトトロ』でおなじみのネコバスも、魔女の谷オープン日に合わせて運行を始めることが発表されました。

スタジオジブリの宮崎吾朗監督(2023年9月):
「これ宮崎駿に見せたら何て言われるんだろうなってずっと心配だったんですけど、『いいじゃん』って喜んでくれたんですね」

 園内を走るネコバスは6人乗りで、乗車券には宮崎駿さんが描いたイラストが入っているということです。

 2017年に構想を発表して以来7年近くをかけて、ジブリパークは全エリアの完成を迎えます。

大村愛知県知事:
「ジブリさんを中心にコンセプトや中身をどんどん詰めていただいて。当初のものからだんだん中身自体が膨らんできているのは事実であります」

 ジブリパークは13日からリニューアルのため休園し、3月16日に待望のフルオープンを迎えます。