ジブリパークに3月にオープンする新エリア「魔女の谷」では、グルメにも注目です。原作を忠実に再現したものだけでなく、愛知の名物とコラボしたパンや宮崎吾朗監督イチオシのメニューも登場します。

 ジブリパークの新エリア「魔女の谷」は、『ハウルの動く城』や『魔女の宅急便』などの世界観を表現しています。

『魔女の宅急便』で主人公・キキが働いていた「グーチョキパン屋」では、沢山のパンが並んでいます。

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 あんバターメロンなど地元・愛知にこだわったメニューや、宮崎吾朗監督お気に入りのナポリタンを包んだパンもあり、実際に買うことができます。

 黒猫の看板が目を引くテイクアウト専門店「ホットドッグスタンド ホット・ティン・ルーフ」では、猫の手の形をしたパンに大きなソーセージが挟まった「ネコの手ドッグ」が販売されています。手の色は、白と黒の2種類があります。

 ソーセージは愛知の三河豚を使用していて、ジブリの世界に浸りながら味わうことができます。

 魔女の谷には、レンガ造りのレストラン「空飛ぶオーブン」もあり、ミートパイなどヨーロッパ伝統のオーブン料理に、ナポリタンのキッシュが揃えられています。

ジブリパークの制作を指揮した宮崎吾朗監督:
「(おすすめは)ナポリタンパンです。ナポリタンのサンドイッチを最初に出して、もののけの里で五平餅もナポリタン化しましたので、魔女の谷でもそれを貫くべきじゃないかと」

ジブリパークの制作を指揮した宮崎吾朗監督:
「遊びに来て、食パンを買う人がいるのかという話になりまして、やっぱり映画の中に出てくるあの感じ、バゲットとか丸い大きなパンが入っていたり。映画の雰囲気を再現できるパン作りと同時に、食べておいしかったり遊びがあったりというものも加えたいということで」

『ハウルの動く城』でソフィーが切り盛りしていた「ハッター帽子店」の店内では、オリジナルのキャンディー缶や帽子を販売しています。

 2階には魔女や魔法に関する書籍が並んでいて、さらに店の奥にはソフィーの作業場までありました。

 エリア内のグッズショップ「13人の魔女団」では、北欧を代表する食器ブランド「アラビア」とコラボしたプレートやマグカップなどのグッズも販売されています。

 5つのエリア全てが完成したジブリパークは、3月16日にフルオープンします。