名古屋市中区に2026年完成し、開業する予定の「ザ・ランドマーク名古屋栄」で、2025年2月5日、上棟式が行われ、28階のフロアが公開されました。

 中区栄の中心部で建設が進められている「ザ・ランドマーク名古屋栄」は、高さ211mの高層ビルです。

 地上41階建てで、新しい中日ビルよりも約50メートル高く、地下2階から地上4階には、J.フロント・リテイリンググループの商業施設が入る予定です。

 5階から9階にはシネコンの「TOHOシネマズ」、31階から41階の高層階には、名古屋初進出となるヒルトンホテルの高級ブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」が入ります。

 5日は骨組みの完成を祝う上棟式が行われ、最後の梁のボルトを締めて最上階まで引き上げました。

 5日は28階の、360度ガラス張りのオフィスフロアが公開されました。高さは137mです。名古屋の街を一望でき、名古屋前駅の高層ビル群もはっきりと見え、この日は名古屋駅周辺のビル群の奥に広がる山も、きれいに見ることができました。

 137mの高さからは、中部電力 MIRAI TOWERも小さく見えます。MIRAI TOWERの屋外展望台は100mです。

三菱地所の茅野静仁中部支店長:
「ぜひこのビルだけではなく、栄全体を久屋も含めて回遊していただけるとすごくありがたいなと思っています」

「ザ・ランドマーク名古屋栄」は2026年3月に完成し、夏頃に営業を始める予定で、栄エリアに新たな風を吹かせるシンボルタワーとして期待されます。