名古屋・国際センター近くの鉄板焼き居酒屋「じゃけん」の名物は、本場仕込みの広島お好み焼きです。ドームで試合がある日はカープファンが集まり、野球談義に花を咲かせる憩いの場となっています。

■本場仕込みの広島お好み焼きが人気の店

 名古屋市中村区・国際センター近くにある居酒屋「じゃけん」。

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看板メニューは、本場仕込みの広島のお好み焼きです。小麦粉を溶いた薄い生地に山盛りのキャベツをのせ、カツオ粉、天かす、もやしを加え、広島から取り寄せたコシのある生麺を炒めて重ねます。

仕上げに広島産「おたふくソース」をたっぷり塗り、ホワイトペッパーと青のりを振りかけて完成。名物「広島お好み焼き」は、本場の人も唸る味と評判です。

ほかにも、酸味の効いたキムチとミニトマトをのせた一品や、京都産の九条ネギとイカ入り、モッツァレラチーズとマヨネーズを包んで目玉焼きをのせたものなど、全部で10種類以上。

豊富なラインナップも人気の理由です。

■赤いユニフォームのカープファンが集う店

 この日は、バンテリンドームでドラゴンズ対カープ戦があり、2対0でドラゴンズが勝利しましたが、店には赤いユニフォーム姿のカープファンが続々と集まります。

カープファン:
「カープ万歳!」

別のカープファン:
「残念ながら反省会となりました。明日以降のカープの勝利に乾杯!」

店内に集まったのは9人のカープファン。そのうち広島出身はわずか2人で、残りは千葉や福岡、愛知出身など様々です。

カープファン:
「(名古屋に)転勤で来て、中々カープを応援する仲間がいないので、この店は本当にありがたい」

一方で、ドラゴンズファンの姿も。

ドラゴンズファン:
「広島焼きを食べたくて。(ドラゴンズファンでも)受け入れてくれそうだったので」

別のドラゴンズファン:
「この店にしようと来たら、こんなことになっていました…」

野球ファンで繁盛するお好み焼き店「じゃけん」は、広島お好み焼きを愛する人々と野球ファンが集う憩いの場となっています。

2025年8月14日放送