開店と同時ににぎわう、愛知県大府市の「JAあぐりタウン げんきの郷」。日本最大級の産直売り場には、知多半島の採れたて野菜がずらりと並び、旬とお値打ち感を求めて多くの人が訪れます。

■ずっしりと重い“白菜”がおすすめ「げんきの郷」の店内には、約80種類の採れたて野菜が並び、年間およそ200万人が訪れる、まさに“青果のテーマパーク”です。

【動画で見る】年間200万人来る“青果のテーマパーク”…日本最大級の産直売り場『げんきの郷』店長が選ぶ“旬の食材ベスト3”は

知多半島の野菜を知り尽くす店長に、おすすめの3品を教えてもらいました。

店長:
「冷えてきたので、やはり白菜ですね」

1つ目は、鍋に欠かせない知多半島産の白菜。温暖な知多半島の日差しをたっぷり浴びて大きく育ち、さらに最近の冷え込みで糖分をしっかり蓄え、甘みのある仕上がりになっています。

店長:
「1玉410円は、なかなかない。お値打ちと思います」

ずっしりと重く、葉がぎゅっと詰まったものがおすすめです。

■今が旬のブロッコリーと果汁たっぷりの完熟みかん 2つ目は、つぼみがぎっしり詰まったブロッコリー。温暖で水はけの良い知多半島で育ったことで身が締まり、みずみずしいシャキシャキ食感が楽しめます。売り場には「朝採れ」と書かれたものも並んでいました。

店長:
「この農家さんには、毎朝暗いうちから収穫して出荷いただいています。新鮮そのものです」

出荷農家の方によると、つぼみが密集し、丸々と成長したものが食べごろのサインだといいます。

農家さんおすすめの「ブロッコリーと卵の簡単サラダ」を作りました。材料(4人分)は、ブロッコリー1株、ゆで卵2個、マヨネーズ大さじ2。

ブロッコリーを600Wのレンジで3分加熱し、大きめにつぶしたゆで卵とマヨネーズを和えるだけ。今が旬のブロッコリーの濃厚な甘みとシャキシャキ食感、卵とマヨネーズのコクがクセになる一品です。

3つ目は、甘みが強い知多半島産のみかん。記録的な夏の猛暑のあとに訪れた急激な冷え込みが寒暖差となり、果汁たっぷりの完熟みかんに仕上がりました。約10個で500円ほどと、一般的なスーパーと比べてもお値打ちです。

リポート:
「果汁たっぷりで甘みが強いです。後味はさっぱり」

■お客さんの買い物体験  ここで、お客さんにかごの中身を見せてもらい、購入した食材でどんな料理を作ったのかを聞きました。

客:
「ブロッコリーは孫用。大好きで奪い合っている。3人男の子なので、すぐになくなる」

この日の夜は、ブロッコリーをチキンやトマトと一緒に調理。3人のお孫さんたちもご満悦だったそうです。

別の客:
「ケールは初めて買うのですが、“サラダに入れても苦くない”と書いてあったので、ブロッコリーとサラダにしようかなと」

ポテトサラダをブロッコリーとケールでデコレーション。子どもたちには、「クリスマスみたい」と好評だったそうです。

2025年12月8日放送