名古屋市を襲う大地震。その瞬間、帰宅途中の私たちは何を頼りに行動するべきか。電車が止まり、街が混乱する中で命を守る鍵となるのは、正確な情報と日頃の備えでした。

■帰宅中に震度6強の地震発生

 今後30年以内に60%から90%程度以上の確率で発生すると言われている「南海トラフ地震」。甚大な被害が想定されています。

では、今私たちはどう備えるべきか。これは名古屋市を舞台にした、誰にでも起こりうる“もしもの物語”です。

男性:
「え、地震?これは結構大きいぞ。揺れてる。危ない」

【動画で見る】電車もタクシーも使えない…みやぞんさんと考える“帰宅困難の時どうすれば”『名古屋が揺れる日#1 ~家に帰れない時の備え~』

突然の地震が帰宅途中の男性を襲う。

男性:
「震度6強か。結構揺れたな」

揺れが収まり、人々は次の行動を考え始めます。

女子学生:
「ねえ、電車が止まっているみたい」

別の女子学生:
「どうしよう、歩いて帰る?」

男性:
「電車止まっているのか。さすがに歩いて帰るのは遠いし、タクシーで帰ろうかな」

内閣府の調査によると、東日本大震災の際、首都圏は交通網が麻痺した影響で500万人以上の帰宅困難者が発生したといいます。

■帰宅できない時の備え

 交通機関が止まり、帰宅手段を求める人たちが一斉に動き出す。

男性:
「タクシー乗り場がすごく並んでいて…これでは当分家に帰れそうにないな」

女性:
「確か近くに避難できる場所があったはず。ちょっと携帯で調べてみよう」

男性:
「そうだ、名古屋市防災アプリで避難場所を調べよう。へえ、避難場所って、意外と近くにたくさんあるんだ」

名古屋市防災アプリでは、差し迫った危険から逃れるため、災害発生直後にまず向かう「指定緊急避難場所」や、行き場のない帰宅困難者などが一時的に滞在できる「一時退避場所」などを確認することができます。

ひたすら歩いて避難所を目指す男性。

男性:
「やっと着いた。ここが一次避難場所か」

男性:
「名古屋市防災アプリをダウンロードしておいてよかった」

適切な状況を判断するために、そして自分を守るために。大地震の危機が迫る今、災害時に情報を入手できる手段を準備しておくことが私たちにできる備えです。