
ミラノ・コルティナオリンピックのフィギュアスケートで、木原龍一選手と三浦璃来選手のペアが金メダルを獲得しました。木原選手の地元や元同僚らも、快挙を祝いました。
■木原選手の元同僚が語った“本当の強さ”
金メダルの“歓喜”から数時間後、木原選手の地元・東海市役所では、さっそく横断幕がかけられ、多くの市民がお祝いのメッセージを書き込んでいました。
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市民ら:
「『町内の星』です。めちゃくちゃうれしいですよ」
「『おめでとう。よくやったね』と。東海市の誇りだよな」
木原選手がかつてアルバイトをしていた、名古屋市港区にあるスケートリンク『邦和みなとスポーツ&カルチャー』のバイト時代の同僚が、喜びを語りました。

木原選手のアルバイト時代の同僚・飯岡さん:
「結果が決まった時は『よっしゃー!』とガッツポーズを。小さい子供にも、腰をかがめながら目線を合わせて『はい、どうぞ』と、丁寧に仕事をしていた印象です」
木原選手は以前のパートナーとペアを解消したあと、2019年春から4カ月ほど、このリンクでアルバイトをしていて、仕事の合間を縫って練習を重ねました。
そして、このリンクで三浦選手と出会いました。
飯岡さん:
「2019年の7月下旬に、トライアウトという形で出会ったと聞いております。2人そろって来た時に、いつも変わらないなというのが第一印象で。人との関係を維持していくのはすごく難しいことだと思うんですけど、継続されているというのがペアの本当の強さなのかなと思います」
■2人を“足元”から支えた名古屋の企業も歓喜
山一ハガネの寺西基治社長:
「感動的でした。『金』と決まった時は、涙が止まらなかったですね」
緑区で自動車部品の金型などを製造する「山一ハガネ」は、りくりゅうペアが履いているスケート靴のブレードを手がけています。

寺西社長:
「毎年顔を出してくださるんですけども、ここ2年くらいは三浦選手と一緒に必ず来てくれまして。ひと蹴りの滑りが全然違うので、スピード感が違う」

10キロの特殊鋼からおよそ280グラムの1枚を削り出していて、ブレードが折れたり曲がったりといった悩みを解消しました。
寺西社長:
「メダルに貢献したとは思っていませんが、その助けの一部にはなっているかなと思うんですけども。木原選手はSNSで発信する時に、必ずハッシュタグで『山一ハガネ』と入れてくれるんです。まだまだ続けてほしいですし、他の選手もこの2人についてきてほしいですよね」