5つ以上で“可能性あり”…近ごろの体の不調は『春バテ』かも?9項目のセルフチェックリストとおすすめ解消法


 寒暖差や新生活など、この季節に体の不調を感じる「春バテ」。9項目のセルフチェックに加え、腸内環境を整える食事やストレッチなどによる解消法について、専門家に話を聞きました。

■春に起こる身体の不調『春バテ』9項目のセルフチェック活用を

 メンタルヘルスなどに詳しい「ひだまりこころクリニック 名駅エスカ院」の野村紀夫理事長に話を聞きました。

野村紀夫理事長:
「この時期に多く、やる気が出なかったり、疲れが取れなかったり。あとは身体の不調ですね、頭痛が出たり、寝られなかったり。そういった症状が出ることを『春バテ』と言っています」

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春は寒暖差が大きく自律神経が乱れやすいほか、入学や人事異動など新生活のストレスなどもあり、この時期の身体の不調を「春バテ」と呼びます。

給湯機器などのメーカー「リンナイ」が2025年、全国2350人を対象に行った調査では、およそ6割の人が季節の変わり目に体の不調を経験しています。

野村紀夫理事長:
「(Q.病気と呼んでいい?)一定の度合いを超える、社会で困ってしまえば病気になりますし。そうは言ってもやっていけるということであれば、病気ではないと思う。ひとつだけの症状じゃなくて、いろんな症状が混ざり合って『春バテ』と」

春バテかどうか自分では判断できないという人のために、ひだまりこころクリニックでは9つの症状の「チェックリスト」を作っています。野村理事長は、3~4個で“春バテ予備軍”、5個以上で“春バテの可能性あり”と話します。

▼“春バテ”セルフチェック
・朝起きるのがつらい
(メンタルの疾患が隠れている可能性がある)
・日中も眠気やだるさがある
(うつ病の症状が気持ちではなく身体に出る場合がある)
・疲れがなかなか取れない
(自律神経が乱れることで、疲れが取れないなど様々な症状が出る)
・頭痛、めまい、肩こりがある
・食欲がない、胃腸の調子が悪い
・イライラしやすい
・気分が落ち込みやすい
・集中力が続かない
・寝付きが悪い、途中で目が覚める

■“春バテ”のおすすめの解消法は?

 野村先生によると、発酵食品の味噌と食物繊維が豊富な根菜類が同時にとれる「豚汁」がおすすめとのことです。

野村紀夫理事長:
「豚汁に入っているものがおすすめです。食物繊維が取れそうな根菜類、温まりそうなショウガ、そして発酵食品の味噌、そういったものを食べていただくこと。腸内環境を整えるだけで、胃腸の不快感や身体のだるさが少し取れる方もいるので、ぜひ腸内環境を整えることをおすすめします」

他にも、4月のタイミングで“何でも新しくしてしまう”ことも、ストレスにつながってしまうということです。

野村紀夫理事長:
「私がおすすめしているのは『サムシングオールド』。何か古いもの、昔から使っているものをそのまま使う。昔からあるものを使っていくと、落ち着くんです。新しいことをやりすぎないようにとお願いしています」

■“春バテ”解消におすすめの「ストレッチ」

【1】肩回りのストレッチ 10回
両肘を曲げ、まっすぐ頭の上のあたりまで上げて、まっすぐ引く。これを10回行います。

野村紀夫理事長:
「これだけでも鎖骨が動き出して、肩の可動域がよくなる。できれば背中側に持っていくと肩甲骨がぐっと閉まるので、背筋も締まりますし。背中にある褐色細胞が活性化されると、体温も上がりますし、代謝も良くなります。ダイエット効果や肩こりの予防効果もあります」

【2】手をグーパー 10回
両手を前に出して、指をクマのように握る「グー」と「パー」を繰り返す動きを10回行います。

野村紀夫理事長:
「物忘れ防止や脳の活性化に。指はかなり多くの神経を脳に伝えていますので、そこの刺激になります。体も温まるし、手もぽかぽかになります。すごく血流がよくなりますので、自律神経ですね、末端の冷えからくる方、特に女性の冷えやすい方におすすめしています」

2026年4月9日放送

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