GWを前にチェック!相次ぐ発火事故を受けて航空機内に持ち込むモバイルバッテリーの取り扱い厳格化 個数も1人2個までに制限

最大で12連休となる2026年のゴールデンウイーク、飛行機で旅行に出かける際に注意したいのが、4月24日から始まったモバイルバッテリーの機内使用に関するルールです。規制強化の背景には、モバイルバッテリーの相次ぐ発火事故がありました。
■機内で充電はNG!GWを前に気を付けたい“新ルール”
東海地方の空の玄関口、中部国際空港では24日、ゴールデンウイークを前に、一足早く旅行に出かける人の姿がみられました。
沖縄へ向かう家族:
「沖縄に行きます。美ら海水族館を見に行って、ヤシガニ食べて、水牛に乗りに行きます」
函館へ向かう家族:
「函館に家族旅行に行きます。ゴールデンウイークだと混むので、その前に混まない時期に行きたい」
楽しみなゴールデンウイークの旅行ですが、注意したいのが、24日から始まったモバイルバッテリーについての「新たなルール」です。
【動画で見る】GWを前にチェック!相次ぐ発火事故を受けて航空機内に持ち込むモバイルバッテリーの取り扱い厳格化 個数も1人2個までに制限

航空機内でのモバイルバッテリーによるスマホなどへの充電や、モバイルバッテリー自体に充電することが禁止になったほか、機内への持ち込みも1人2個(160Wh以下のもの)となります。
宮崎へ向かう客:
「手荷物に入れています。モバイルバッテリーを飛行機内で使うことがないので、別にどうも思わないかもしれない」
函館へ向かう家族:
「電車で事故とかも多かったので、そのほうが安心かなと。2個あれば十分かなと思うので」

また、手荷物ではなく預ける荷物に入れることも既に禁止されています。
鹿児島へ向かう家族:
「知らなかった。預けるのもダメなんですか?そうなんだ。よかった、今聞いておいて」
■バッテリーは“生鮮食品”!? 経年劣化にも注意
ルールが厳しくなった背景にあるのが、相次ぐ「機内での発火」です。
去年10月、中国から韓国に向かう旅客機内で、荷物を入れる棚から出火した原因は、乗客が持ち込んだモバイルバッテリーでした。
去年1月には、韓国・釜山でも、モバイルバッテリーが原因とみられる火災で航空機が炎上しました。

モバイルバッテリーの製造・販売も行う、エレコムの担当者に話を聞きました。
エレコム商品開発部の担当者:
「モバイルバッテリーが落下した時に衝撃が加わって、プラスとマイナスがくっついたりとか。経年劣化、3~4年使うと中の電池があまりよくない状態になってしまう」
古くなったものや、落とすなどして衝撃が加わったバッテリーは、発火するリスクが高く、中でも膨らんでいるものは要注意だといいます。
安全対策が求められる中、エレコムが力を入れているのが「半固体リチウムイオンモバイルバッテリー」です。電気を発生させるバッテリー内の電解質を液体からゲル状にしたことで、耐久性が増して発火しにくいのが特徴で、今後、普及が期待されています。

エレコム商品開発部の担当者:
「使っても使わなくても、中の電池は日々、生鮮食品みたいに劣化するものなので、2年ぐらいをめどに買い替えていただくのが一番安心できるかなと」
今や旅の必需品になりつつあるモバイルバッテリー、旅行に出かける前に改めてご確認ください。

