500円でおかずが盛り放題…山あいに驚きの“モーニング”が楽しめる喫茶店 78歳の店主が支える魅力


 岐阜市の山間にある喫茶店で見つけたのは、500円でおかずが盛り放題の驚きのモーニング。20種類以上の手作り料理が並び、県外からも客が訪れる人気ぶりです。78歳の店主が支える、その魅力に迫りました。

■500円でおかず盛り放題…驚きのサービス

 岐阜市の山間にある喫茶店「ブルーナイト」。

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朝8時半のオープンと同時に、多くの客が訪れます。お目当ては、飲み物を注文するとおかずが一皿盛り放題になるモーニング。しかも、ご飯かパンも付いてきます。

客:
「すごい。モーニングでここまでおかずがあることは普通無い」
別の客:
「いろいろな素材が使われていて、手作りと聞きました。すごいなと思いました」

店主:
「1回盛り放題なので、富士山くらい盛ってもいいです」

おかずはすべて手作り。日替わりでおよそ20種類が並びます。この日は、ひじきの煮物にきゅうりとわかめの酢の物、レンコンの煮物といった総菜に、スパゲティナポリタンや焼きそば。さらに、天ぷらやサラダ、季節のフルーツまでそろいます。

それでいて値段は、ワンコインの500円。

客:
「今どき500円でお腹いっぱいになることはない。牛丼ですら500円超えますもん」

訪れるのは地元客だけではありません。

客:
「滋賀からです」
別の客:
「石川県からです。石川にはコーヒー1杯でごちそうを食べられる文化はない」

県外から足を運ぶ人もいるほどの人気です。

■78歳店主のこだわりと工夫

 このワンコインモーニングを作っているのは、店主の高井光子さん(78)。

高井さん:
「モーニングは9年くらい。元々はダンスホール」

盛り放題モーニングを始めて9年。それまではこの場所で、約40年にわたりダンスホールやスナックを営んでいました。

高井さんは、まだ夜が明けていない午前5時から仕込みを始めます。スナック時代の客から「朝もやってほしい」との声を受け、もともと料理が好きだったこともあり、モーニングを始めたといいます。

高井さん:
「600円や650円の店もあるけど、私は絶対に嫌。既製品だとコストがかかるので、やはり手作りしないと」

既製品を使わず、さらに一人で調理することでコストを抑え、500円“盛り放題モーニング”を実現しています。

モーニングの後も夕方までカラオケ喫茶として営業。朝から11時間以上、ワンオペで店を切り盛りします。そんな姿を見て、常連客が手伝うこともあります。

常連客:
「店の上に住んでいて、コーヒーを飲みに来る客ですけど、お掃除などお手伝いしています」

近所の人たちも店を支えています。

高井さん:
「いつもすいません。ハッサクと甘夏をいつもいただきます」

フルーツを差し入れる常連客も。その温かい心遣いが店を盛り上げています。

“安さ”だけではない温かさが、この店の人気を支えています。

2026年4月13日放送

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