超電導技術を活用…トヨタが開発進める“水素エンジン車”で24時間耐久レースに「化石燃料が使えない時に備え 長い取り組みに」


 静岡県の富士スピードウェイで6月6日と7日に行われた24時間耐久レース。轟音を共に駆け抜けるのはトヨタのレーシングカー、燃料はガソリンではなく、「水素」です。

 豊田章男会長も参戦し、レースを通じて水素エンジン車の開発を進めているトヨタが今回、導入した技術は…。

トヨタ水素エンジンプロジェクト統括 伊東直昭主査:
「超電導の技術、電気抵抗ゼロでポンプのモーターを回す」

 リニアにも活用される「超電導」とは、極限まで低温に冷やすと電気抵抗がゼロになる現象のことです。

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 水素エンジン車の燃料となる液体水素がマイナス253度という点に着目し、超電導を活用した車で世界で初めてレースに参戦したといいます。

 さらに、燃料タンクに超電導技術を採用したポンプを格納することで、タンク自体を大型化し、連続航続距離がガソリン車並みにアップすることにつながったといいます。

 あらゆる角度から、水素技術の革新と検証を続けるトヨタ。脱炭素社会の実現に向けた“長いレース”に臨みます。

トヨタGRカンパニー 高橋智也プレジデント:
「いつか化石燃料が使えない時が来た時に備えて、一歩一歩準備をすることが僕らが進めるべきことで、短期的な出口を見つけて『どうだ』ではなくて、長い取り組みになるんじゃないかと思います」

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