令和となった現在の姿は…時代の名前を冠した『明治村・大正村・昭和村』のイマ “無料公園”となっていた所も

明治、大正、昭和――。時代の名前を冠した3つの“村”は、令和の今どうなっているのでしょうか。進化を続ける明治村、町ぐるみで魅力を発信する大正村、無料公園として生まれ変わった昭和村の現在を訪ねました。
■歴史的建造物を保存・展示する「明治村」
元号が令和となった今、明治、大正、昭和という時代の名前がついた村は、どうなっているのでしょうか。まず訪ねたのは、愛知県犬山市にある「博物館 明治村」です。
街の人:
「当時の服や建物の建築様式を見て回って楽しかったです」
別の街の人:
「校外学習で行って、とても楽しかった思い出があります」
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1965年に開村した明治村は、当時失われつつあった明治時代の建造物を後世に残すために誕生した野外博物館です。
60年以上経った今も、修復と手入れを重ねながら、当時の建造物の美しさを守り続けています。約100万平方メートルの広大な敷地には、明治時代を中心とする60以上の歴史的建造物が移築・保存・展示されています。
街の人:
「昔の郵便局があって、実際にお手紙を送れるんです」
別の街の人:
「復元ではなく当時の建物を移設しているので、歴史の重みを感じました」
■明治村の進化と体験型コンテンツ
明治村の担当者:
「建物はそのままに、さまざまな体験型コンテンツが進化しています」
開村当時は建造物を見て楽しむ博物館でしたが、現在は明治時代風の衣装体験なども人気を集めています。
担当者:
「2025年に開村60周年を迎え、新しく喫茶店もオープンしました」

明治時代の雰囲気を楽しめる「メイジ珈琲時館」では、「あいすくりんソーダ」(900円)など、どこか懐かしいスイーツも味わえます。
■“町ぐるみ博物館”「大正村」
続いて訪ねたのは、岐阜県恵那市の「日本大正村」です。
大正村の理事:
「町全体が博物館です。大正時代の建物や雰囲気を大切にした“町ぐるみ博物館”です」
日本大正村は、明智町中心部に残る古い建物や資料館を活用した施設です。1984年、大正時代の街並みや文化を後世に伝えようと、町ぐるみでスタートしました。

理事:
「当時の建物や街並みを見てもらうことを目的に始めたところ、多くの来場者でにぎわいました」
そんな大正村で今、新たなにぎわいを生み出しているのが「大正村浪漫亭」の支配人・中村みはるさんです。
観光客向けの商品を次々と考案し、その数は100種類を越えるといいます。

中村さん:
「こちらは地元名産のこんにゃくが2枚入っています。パッケージを剥がして顔に貼ると、クマ取りが楽しめます」
“イケメン=二枚目”にちなんだ「二枚目蒟蒻」(300円)や、“くるぶし”と“武士”をかけた「ダジャレ靴下」(550円)など、ユニークな商品が並びます。さらに、地元の特産品を活用した「どじょうすくい体験」(4000円・要予約)も人気です。
■無料の公園へ生まれ変わった「昭和村」
最後は、「昭和村」です。岐阜県美濃加茂市にあった「日本昭和村」は、現在、「ぎふ清流里山公園」として親しまれています。

2003年に開村した昭和村は、昭和の里山風景や懐かしい暮らしを再現したテーマパークとして人気を集めました。
しかし、入場者数の減少などを背景に、2018年に有料施設から無料の公園へと生まれ変わりました。
担当者:
「建物自体は当時のままです。移築された昔の学校なども無料で楽しめます」

現在の「ぎふ清流里山公園」には、昭和時代の建物や風景が残されており、多くの人が気軽に昭和の雰囲気を楽しめる場所となっています。
2026年5月26日放送

