最高時速70km程にも…山頂からマウンテンバイクで一気に下る『ダウンヒル』全日本選手権で18歳の次世代ライダーが優勝

岐阜県郡上市で6月7日、国内最高峰のダウンヒルの大会「全日本選手権MTB-DHI-」が開催されました。男子エリート部門では、トップライダーと18歳の新星の大激戦となりました。
■「男子エリート部門」に出場する注目選手2人
山頂からふもとまでの斜面をマウンテンバイクで一気に下る「ダウンヒル」。最高時速70キロほどにもなるスピード感と、戦略と度胸で“自然そのもの”を越えていき、誰が1番タイムが短いかを競います。
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大会の注目選手は、愛知県春日井市出身で、エリート部門15年目のベテラン・清水一輝選手(34)。全日本選手権で歴代タイの5度優勝していて、誰もが認めるトップライダーです。

清水一輝選手:
「ラミネートフィルムといって、7枚はがせるように貼って、走りながらはがして視界を確保します」
愛知県日進市出身で、大学生になったばかりの土屋聖眞選手(18)も注目の1人。ジャンプ力など高い技術を兼ね備える新時代を築くライダーの1人です。

2人が出場するのは、国内トッププロライダーらが集まる「男子エリート部門」。コースは長さ1720メートル・標高差およそ300メートルです。
さらに、根っこがむき出しとなっているセクションや、ライダーの判断を左右するロックセクションなど、国内有数のテクニカルなコースとして知られています。
■雨でぬかるむ中…2人の差はたった「0.4秒」
予選では、6日から降った雨の影響で転倒やタイムロスをする選手がいる中、清水選手と土屋選手は安定した走りで予選を突破し、決勝に進みます。

しかし決勝を前に雨が強まり、轍に水がたまるコンディションに…。ここをどうタイムロスをせずに攻められるかが問われる中、清水選手はマウンテンバイクをコントロールし大きなロスはなく、2分47秒でフィニッシュして暫定トップに。

土屋選手は序盤で転倒してしまうもののすぐに立て直し、清水選手とは別ルートとなる急な斜面を選択し、果敢にジャンプ。

その後も攻めて2分46秒でフィニッシュ。清水選手を0.4秒上回って優勝しました。
土屋聖眞選手:
「めちゃめちゃ楽しかったです。雨の中でコンディションは悪かったけど、これだけ降っちゃうと路面もきれいになって乗りやすくなるので、それが良かったです」
2位となった清水選手は…。
清水一輝選手:
「自分の力を出し切れたので、悔いはないんですけど。(土屋選手に)すごく期待しているのと、同じ愛知県ということで、もっともっと強くなってほしいです」

次世代ライダーの優勝で幕を閉じた全日本選手権。今後も愛知県出身のこの2人に注目です。

