弟が世界一 兄も上位入賞…12歳の双子のバレエ少年が秋からモナコの名門へ留学 世界に羽ばたく兄弟の挑戦


 名古屋市守山区に住む双子のバレエ少年、兄の寺西悠人くん(12)と弟の創汰くん(12)。世界的な若手バレエコンクールで、弟が世界一に輝き、兄も上位入賞を果たしました。この秋からはモナコの名門バレエ学校へ留学します。世界へ羽ばたく双子の兄弟の挑戦に密着しました。

■バレエ界注目のツインズが世界で躍進

 今、バレエ界で注目を集める双子のバレエ少年。4歳でバレエを始めると、これまで国内外のさまざまなコンクールで入賞を重ねてきました。

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前回取材をしたときはランドセルを背負っていた2人も、この春から中学生に。バレエに打ち込む一方で、週4日活動する卓球部にもそろって入部したといいます。

2026年5月、アメリカで開催された若手バレエダンサーの登竜門「ユース・アメリカ・グランプリ」で弟・創汰くんは、世界12カ国・地域の予選を勝ち抜いた43人の中で、見事ジュニア部門1位に輝きました。

創汰くん:
「呼ばれて本当に信じられなかったです。踊っているときは楽しかったです」

同じジュニア部門に出場した兄・悠人くんも上位12人に選ばれ、兄弟そろって世界の舞台で輝かしい成績を収めました。

母・由美さんは、日本から2人を見守っていました。

由美さん:
「まさか1位とは本当に思ってなかったので。今でも信じられないです」

コンクールの期間中、およそ10日間をアメリカ・ヒューストンで過ごした2人。すっかり成長した姿に、母の感慨もひとしおです。しかし。

由美さん:
「日本に着いて安心して、新幹線にパスポートと財布と貴重品が入った鞄を置いて降りてきちゃったり、水筒をなくしたりするなど」

世界で活躍する2人ですが、まだ12歳。まだまだ成長途中です。

■バレエを楽しむ心が評価される

 2人が通うスクールの先生は、寺西兄弟のある“強み”が今回の好結果につながったと話します。

スクールの先生:
「海外のコンクールはすごく歓声を上げてくれるので、その歓声があればあるほど2人はノリに乗る」

先生は、大きな歓声に包まれながら伸び伸びと踊れたことが、高い評価につながったと分析します。

バレエを心から楽しむこと。そんな2人の持ち味が、世界の舞台で存分に発揮されました。

■モナコ留学を決断した双子が世界に挑む

 そんな悠人くんと創汰くんは、この夏、大きな決断をしました。

創汰くん:
「もうモナコに行くと決断したから、全然気持ちが違います」

2人は、モナコの名門バレエ学校「プリンセス・グレース・アカデミー」へ、2026年9月からそろって留学することを決めたのです。

悠人くん:
「誰もが行きたいところだから、少し不安もあるけど楽しみもあります」
創汰くん:
「2人だから心強いし、安心感もある」

英語も2人で猛勉強中。12歳の双子は親元を離れ、世界へ挑みます。

悠人くん:
「まずは無事にモナコを卒業したい。そして世界で活躍できるバレエダンサーになりたいです」
創汰くん:
「モナコでオーディションがあって、一番上手な人がローザンヌに行けるので、行きたい気持ちが少しあります」

名古屋から世界へ。大きな夢に向かって歩み始めた双子の挑戦は、まだ始まったばかりです。

2026年6月16日放送

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