取材中も次々『熱中症』の通報…災害級の暑さで命を守る現場でも“異変” 市消防局「ためらわずに救急車呼んで」


 24日は三重県桑名市などで40度以上の酷暑日となりました。災害級の暑さ、命を守る現場でも異変が起こっています。

■取材中も”10分に1回”「熱中症」通報が…

 東海3県は24日も体温超えの暑さに。三重県桑名市では40.8度、岐阜県美濃市では40.2度を記録。東海3県で40度以上の「酷暑日」が出るのは4日連続です。

 連日続く災害級の暑さ。命を守る現場、名古屋市消防局の防災指令センターでは、365日24時間体制で119番通報を受けます。

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 今、特に増えているのが熱中症とみられる症状。名古屋市では先週は266人でしたが、今週に入って既に345人が搬送されています。

名古屋市消防局救急課の釣井さん:
「昨年の一番多い日だと68人搬送しているんですけど、今週の火曜日は100人を超える搬送がありました」

 また、通報内容にも変化が…。

名古屋市消防局救急課の釣井さん:
「『路上で倒れている』などの通報内容が増えた印象です」

 取材中も、屋外の駐車場にいた10代の女性から「頭痛と吐き気がある」と通報が。10分に1回は熱中症とみられる症状での通報でした。救急車の稼働率も70%超えと、逼迫した状態になっていました。

 しかし、熱中症かもしれないという時は、ためらわず通報してほしいといいます。

名古屋市消防局救急課の釣井さん:
「自分で水が飲めなかったり、動けない、意識がなかったりおかしい場合、全身のけいれん等の症状がある場合は、ためらわずに救急車を呼んでいただきたい」

■搬送された患者「熱中症甘く見ていた」…重症化防ぐには?

 一方、救急車を受け入れる愛知の一宮西病院。7月半ばくらいから、熱中症の疑いで運ばれてくる患者が増えています。

一宮西病院救急科の瀬尾医師:
「徐々に暑くなる場合だと、体がだんだん慣れてきて、対処法についても自分で少しずつ調整ができる。今年は急激に暑くなっているので、(暑さへの)対処が十分にできず重症化しているケースがある」

 24日朝は30代の男性が運ばれてきました。飲食店で揚げ物などを調理していて、前日に体調不良を訴えて自力で病院に行ったものの、朝に再びめまいがして救急車を呼んだといいます。

30代男性:
「日中エアコンをつけっぱなしにしているんですが、室内温度は高めではあった。疲れもあって、水分・食事を取らずにすぐ寝てしまった。熱中症を甘く見ていた」

 40度以上の酷暑は、耐えることはせず、上手に避けるしかありません。

一宮西病院救急科の瀬尾医師:
「単純な予防法としては、暑い場所から離れること。40度を超えるほど体温が上がると、かなり重症だと判断するんですけど、そうなる前に体を冷やすことができれば、重症化せずに済むことも多い」

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