コスパ最強実現の裏側とは…本格ピザのスープ付きランチ“550円” 値上げは10年間で50円だけのピザ店

物価高が続く今、本格ピザのランチがスープ付きで550円という驚きの店があります。この激安価格を実現できる秘密を取材しました。
■開放的なテラス席で味わう本格ピザ
名古屋市中川区、地下鉄・高畑駅から徒歩3分ほどの場所にある「BoiBoi Pizza」。南国リゾートを思わせる開放的なテラス席が特徴で、ランチタイムは多くの客でにぎわいます。
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客:
「すごくチーズにこだわっています」
別の客:
「チーズが重たくなくて、さっぱりしていておいしいです」
店主:
「チーズが好きなので、チーズだけは専門店から仕入れています」

看板商品は、自家製のトマトソースにヨーロッパ産の2種類のモッツァレラチーズとバジルを合わせた「マルゲリータ」(1300円)。
このほか、青じそに豚肉や長芋、チーズ、海苔を合わせた季節限定の「青しそピザ」(1400円)。

タコやイカ、野菜をマヨネーズベースのソースで焼き上げた「シーフードスペシャル」(1600円)なども人気です。
■スープ付きで550円の激安ピザランチ
なかでも一番人気が、平日限定の「スープランチ」(550円)。

客:
「チーズとブラックペッパーがすごく合います」
別の客:
「これ以上安くてコスパのいい店を知りません」
直径25センチのもちもちの生地に、マリボーチーズなどをブレンドしたミックスチーズと、香り豊かなエダムチーズをトッピング。ブラックペッパーとオリーブオイルをかけ、400度の窯で一気に焼き上げます。

さらに、日替わりのスープが付きます。この日は自家製のミネストローネでした。
客:
「物価が上がってきているので、この価格は安いと思います」
別の客:
「生地がもちもちでおいしいし、とても安いです」
■低価格を支えるのは本業の園芸店
物価高のこの時代に、なぜ550円で提供できるのでしょうか。理由は、店の隣にあるビニールハウスにありました。

店主:
「ピザの店は園芸店が経営しています」
母体となっているのは、創業89年の老舗「坪井健樹園」。約1000坪の広大な敷地に1000種以上の植物が並ぶ園芸店です。
店主:
「園芸店は正午から午後1時まで休憩時間になります。その間、お客様が休憩するスペースを作りたいと思ったのがきっかけです」
10年前、園芸店を訪れた客の休憩スペースとして、隣にピザ店をオープンしました。
ランチ価格の値上げは、この10年間でわずか50円です。

店主:
「メインは園芸店なので、ピザを食べたあとに花を買っていただければと思っています」
客:
「観葉植物を買いに来たら、おいしそうなピザ店があったので入りました」
別の客:
「ピザを食べたら、必ず観葉植物を見に行きます」
ランチだけでは利益が出なくても、食事の前後で園芸店にも立ち寄ってもらうことで、この価格を実現しています。
2026年7月6日放送

