捨てた飼い主は“書類送検”も…捨てられた側のペットたちはその後どうなるのか 動物愛護センターで「いのちの教室」


 7月16日、ペットの犬2匹を静岡市内の河川敷に遺棄したとして、38歳の男と36歳の女が書類送検されました。遺棄された2匹は、里親を決める仲介役のNPOに引き取られましたが、捨てられた犬や猫はその後どうなるのか?夏休みの子供たちが、命について考えました。

 7月22日、千種区の名古屋市動物愛護センターで開かれた「夏休み いのちの教室」。夏休みの小学生20人が犬たちとふれあい、世界でたった一つの命について考えました。

 全国で殺処分される犬や猫、2024年度は合わせて3万9000匹以上の犬と猫が保護され、6830匹が殺処分されました。

 名古屋市動物愛護センターでは猫およそ150匹に、犬およそ30匹が保護されています。新たな里親を待っていますが、譲渡動物として不適切だと判断された場合、殺処分となります。

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 名古屋市は、2029年度までに「犬猫の殺処分ゼロ達成」を掲げています。10年前から犬の殺処分ゼロを維持していますが、猫については2025年度で11匹が対象になりました。

名古屋市動物愛護センターの所長:
「いかに飼い主さんを見つけてあげるかということが今、動物愛護センターの課題になっています」

 名古屋市動物愛護センターでは今年3月から新たに、これまでよりも猫を間近で見られるよう展示スペースを改装するなど、新たな飼い主への“橋渡し”を進めています。

名古屋市動物愛護センターの所長:
「やむを得ず行っている殺処分をなくしていきたい。それには、飼い主さんが最後まで責任をもって飼う、それが当たり前になる社会が実現することが目標」

 ペットを捨てるということは、大事な責任を放棄するだけでなく、“命を捨てる”ということ。「夏休み いのちの教室」に参加した子供たちも、感じるところがあったようです。

子供たち:
「命がそれぞれみんな違うことを学びました」
「めちゃくちゃかわいそうだった。(保護された)ワンちゃんを飼っていた飼い主さんは、マジで嫌だと思った」
「犬の命のことを教えてもらった。家にいるワンちゃんを、もっと大切にしたいと思った」

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