熊本地震から9日目…氷川町の病院で医療支援をしていた医師らが帰還 “熱中症患者”が急増した現地の状況語る
熊本地震から5日で9日目。被災地では熱中症の搬送者が増える中、東海3県からも支援が続いています。
先月28日に地震が発生して以降、酷暑日や猛暑日が続く熊本。今も断水が続く地域があり、過酷な環境となっています。
消防庁によりますと、熱中症の搬送者数は全国的に前の週に比べ減っている中、熊本では前の週の220人から1.4倍の309人に。
そうした中、豊田市はけさ、移動式のトイレ2台とその管理を行う職員4人を、最大震度7が観測された熊本県宇城市へ派遣しました。
このトイレは、スロープを取り付けて車いすの人も利用できるバリアフリー対応。冷房も完備されています。
豊田市防災対策課の主幹:
「特に水に大変苦労されていると聞いております。良い環境でトイレができるように努めてまいります」
6日から、宇城市役所の駐車場で1週間程度設置されます。
一方、4日夜、愛知県大口町に戻ってきたのは、熊本県氷川町の病院で支援に入った「さくら総合病院」の医師たちです。
病院内では大型の設備や棚が倒れ、備品も床に散乱。病院自体も大きな被害を受ける中での治療だったといいます。
さくら総合病院の梅谷医師:
「医療スタッフの方々も被災者ですので、日中は家の片付けを一生懸命して、疲れた体で夜勤に入るとか、そういう看護師さんがいっぱいいらっしゃるので、少しでも休んでいただけるようなかたちをとっていました」
そして、急増したのが熱中症の患者です。
さくら総合病院の梅谷医師:
「家の片付けとかを始めて体力を消耗して、そこに暑さをくらって水分も十分にとれない、ましてやクーラーもないような状況で、熱中症になってしまう。今週1週間は免疫力も低下していると思いますので、感染症などにも十分気を付けていく必要があると思います」
厳しい暑さに見舞われている被災地、継続的な支援が必要になっています。

