やんばる出身の店主が営む…愛知の山あいに“沖縄カフェ” 母親直伝の家庭料理や沖縄そばが客の旅心くすぐる


 愛知県豊田市の山あいに、沖縄出身の店主が営む沖縄カフェがあります。母親直伝の家庭料理や、本場の食材にこだわった沖縄そばを求め、多くの人が訪れています。

■母親直伝の沖縄の家庭料理が楽しめる店

 豊田市白川町ののどかな集落にある「沖縄カフェ やんばる」。店を営むのは、沖縄本島北部・やんばる出身の比嘉るみ子さん。17年前、この場所に店を開きました。

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店内には、沖縄のお菓子や特産品がずらり。なぜこの山あいで沖縄カフェを始めたのでしょうか。

比嘉さん:
「山に囲まれていて、家が数軒しかないところが、故郷のやんばるに似ている」

世界自然遺産・やんばるの森の近くで育った比嘉さん。故郷を思わせる景色に魅力を感じ、この場所を選びました。

比嘉さん:
「母親が作っていたのを真似して作っています」

店には、自家製の油味噌をアクセントにした「ポークおにぎり」(550円)や、豚肉や昆布など具だくさんの沖縄風炊き込みご飯「ジューシーメ」(450円)など、しまんちゅにはおなじみの家庭料理が並びます。

■本場の食材にこだわった名物・沖縄そば

 中でも、ほとんどの客が注文する名物が沖縄そばです。

客ら:
「ソーキそばのカツオだしがおいしいです」
「やんばるそば一筋です。あっさりしていて、おいしいです」

「やんばるそば」(1100円)は、本場・沖縄の食材にこだわっています。

比嘉さん:
「この辺りではなかなか手に入らないので、沖縄そばの麺は取り寄せです」

沖縄県名護市で作られる麺をはじめ、あおさ、豚バラ軟骨、三枚肉、かまぼこまで、使う食材のほとんどを沖縄から取り寄せています。

中でも特にこだわるのが、骨付きの豚バラ軟骨です。

比嘉さん:
「弱火でじっくり煮ることで、柔らかくトロトロになります。これも沖縄から取り寄せているので、送料がかかって大変です」

丸一日以上煮込んで骨までトロトロに仕上げた豚バラ軟骨が3つのった「ソーキそば」(1100円)。この一杯を目当てに、遠方から通うファンも少なくありません。

客ら:
「お肉は箸で割れるので、歯がなくても食べられるほど柔らかいです」
「1時間ほどかかりますが、ソーキそばが食べたくなったら来ています」

比嘉さん:
「お肉もたくさん入っていた方が嬉しいですよね。喜んでもらえたらと思っています」

山あいで故郷の味を守り続ける比嘉さん。沖縄への思いが詰まったこだわりの料理で、多くの人を笑顔にしています。

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