国歌取り違えから宿泊施設への不満まで…アジア大会で運営面のトラブル頻発 海外から「“日本は完璧”の評判問われる」


 ついに開幕したアジア大会、選手たちが輝かしい成績を残す中で、トラブルが頻発し、各国から不満の声も相次いでいます。

■誤って北朝鮮のものが…韓国“国歌取り違え”に抗議

<大韓体育会の抗議書簡>
「国の象徴である国歌が誤って演奏されることは、国際総合スポーツ大会において決してあってはならないことである」

 これは、韓国の大韓体育会がアジア大会組織委員会に提出した抗議書簡。強い言葉で、組織委員会の運営を非難しました。

 今月18日、開会式に先立ち岐阜県各務原市のスタジアムで行われた、男子ホッケーの韓国対バングラデシュ戦。

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 その試合前、本来は韓国の国歌が流れる際に、担当者が誤って北朝鮮のものを流すミスが発生したのです。

 これに韓国側は、組織委員会に抗議とともに再発防止を求めました。

 組織委員会は韓国選手団に正式に謝罪したと明らかにし、「再発防止に努め、関係者の皆様に深くおわびする」としています。

 これに先立つ形で、韓国選手団は、朝鮮出兵を行った豊臣秀吉に扮した人物が選手らの歓迎イベントに登場したことについても抗議していて、組織委員会に遺憾の意を示しています。

■宿泊施設や食事への不満も…揺らぐ「日本の評判」

 問題は他にもあります。今回の大会では、費用削減のため選手村を作らず、既存のホテルに加えクルーズ船やコンテナハウスを活用しています。

 しかし、実際に利用した海外選手からは…。

<韓国やタイのメディアより>
「足を伸ばして寝られない」
「部屋の割り当てで、男女の選手が同室になる」
「水漏れがある」

 インドメディアも、インドの選手の一部が宿泊できなかったなどのトラブルを伝え問題視。日本について「計画性や準備の面で完璧とされてきた評判が問われている」と報じています。

 さらに、20日のバスケットボール決勝で日本に勝ち金メダルとなった韓国ですが、当日午前、練習会場に向かうためのバスが現れず、最終調整できないトラブルに巻き込まれたといいます。

 アジア最大のスポーツの祭典を最高の大会にするため、正念場を迎えています。

 特に多いのが宿泊施設におけるトラブルです。部屋やベッドが狭いというだけでなく、タイの一部選手たちは、クルーズ船に一時チェックインできず、何時間も待たされたなどのトラブルもありました。

 こうした批判などに対して、アジア・オリンピック評議会(OCA)は18日、「施設の割り当ては完了している。懸念点はない」としています。

 また、食事をめぐっても不満が出ていて、タイのテックボール代表監督はSNSで、昼食について「少なすぎる」と指摘しています。

 選手の輸送についても、韓国のサッカーチームのバスが場所を間違えて野球場に行くミスなど、こうしたトラブルも相次いで確認されています。

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