中日・井上監督の辞任表明に…村松「勝ち星増やしたかった」石伊「自分も力になれず」ファンが期待する“次期監督”は


 中日ドラゴンズの井上一樹監督(55)が9月29日、今シーズン限りで辞任することを表明しました。一夜明けて、選手やファンに思いを聞きました。

■監督辞任に選手らも驚き「力になれなかった」

 辞任表明から一夜明け、バンテリンドームには、練習を見守る井上監督の姿がありました。

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村松開人選手:
「びっくりしました」

石伊雄太選手:
「感謝の気持ちはとてもあります」

 井上監督は、ドラゴンズの2軍監督を経て、2年前に監督に就任。

井上一樹監督(2024年10月):
「ドラゴンズに恩返しをしたいという気持ちをずっと持ちつつ、勝つチームに成り上がらなければいけないという責務を肝に銘じながら、明るい雰囲気のより愛されるドラゴンズをつくる」

 それまで3年連続最下位に沈んでいたドラゴンズ。選手のやる気を引き出すモチベーター役としてコミュニケーションを大切にし、就任1年目のシーズンは4位に浮上。

 しかし、2年目の今シーズン開幕戦、9回4点リードで勝利目前、最高のスタートダッシュと思った矢先…アブレウ投手が乱調にも関わらず続投。そして延長の末、まさかのサヨナラ負け。開幕からいきなり5連敗となりました。

 さらに、シーズン序盤から主力選手がケガで相次いで離脱しました。

井上一樹監督(2026年6月):
「自分が思い描いていたようにいかないなというのと、グラウンドに出すのは僕の最終判断ですから、やはり責任はもちろん感じていますし。こんなはずじゃなかったなというようなものは、試合の中で何回もあると思うんですね」

 さらに、中継ぎ投手が終盤でひっくり返される試合が多くあり、残り2試合の時点で最下位。そして29日、井上監督は辞任を表明しました。

 共に戦った選手たちは…。

村松開人選手:
「直接言われたわけではなかったので、びっくりしましたけど。結果が全ての世界なので、何とかもうちょっと勝ち星を増やしたかった。もっと何かできたんじゃないかなという思いはあります」

石伊雄太選手:
「なかなか結果を残せず、チームを勝たせられなかった、成績を上げられなかったという面では、自分の中でも力になれなかったという部分は大きいですけど」

■ファンからは惜しむ声に厳しい声も…気になる「次の監督」は

 クライマックスシリーズ出場の夢を果たせないまま、辞任することにファンからは…。

ファンら:
「個人的にはショックです。しっかり選手とコミュニケーションを取られていたので、一部批判的な声もありましたけど、もう1年続けてほしいと思っていました」

「前が2軍監督だったので、若手のことをちゃんとみてくれていて。演出とかは楽しくはなってきています。ただ、そろそろ“勝つことが最大のファンサービス”と思い出してほしいです」

「井上監督が辞任ということで、タオルを買いに来ました。去年4位で順位が上がって期待していたので。井上監督、2年間本当にお疲れさまでした。しんどかったと思うので、ゆっくり休んでください。本当にお疲れさまでした」

ドラゴンズファンの聖地、名古屋・今池の「ピカイチ」では…。

ファンら:
「やけ酒!卒直に残念だなと」

「結果が全ての世界だと思うので、当然とは思いたくないけど。勝てそうで勝てない試合がたくさんあった。惜しい試合も落としちゃう、接戦も落としちゃう、勝っていても逆転されちゃう」

「采配とかですかね。打順をコロコロ変えたりとか、活躍した選手が次の試合ではスタメンから外れたりとか、ちょこちょこ見かけたので」

 一方で、次の監督は誰が良いかを聞いてみると…。

ファンら:
「井端さんにやってほしいです。侍ジャパンでは悔しい結果だったと思うんですけど、その悔しさをドラゴンズで晴らしてもらって」

「落合博満さんにもう1回やってもらえたらなと。落合イズムというか、選手を見る目、育てる力が、今の中日に必要なんじゃないかな」

 ドラゴンズOBの名前が挙がる中で…。

ファン:
「中日OBじゃない人でもいいかなと思います。いろいろ噂があると思うんですけど、工藤さんとか桑田さんとか、とにかく勝ってもらえればいいと思います」

■レジェンドOB・権藤さん「監督が責任を取るしかない」

 ドラゴンズのOB・権藤博さんは「このチームの戦力で最下位にいるなら、監督が責任を取るしかない。選手のモチベーションも、やられたらやり返せというのを監督がやってくれるから高まる。失敗したら外す、ミスで代える、打てなかったら代える。そうしたらモチベーションが上がるわけがない。一番失敗したのはここだと思う」と話しています。

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