Interview

2015.11.13
クランクイン前に、咲タイプの役が多いので今までにない志穂のような役ができるのが楽しみだとおっしゃっていましたが、実際に演じてみていかがですか?
最初は意外な役だと思っていましたが、もうすっかり馴染みました。この役をやって本当によかったし、咲がみぽりん(※この現場での白石美帆さんのニックネーム)でよかったと思いますね。咲と志穂のシーンには、みぽりんと私自身の雰囲気がそのまま出ているんですよね。みぽりんとは昔一度共演して、そこから10年以上経って今回の共演なんですが、咲と志穂と一緒で会えなかったブランクを吹き飛ばして長い間一緒にいる空気感があって。学校に行ってるような感じで楽しいですね。

咲と志穂のように、結婚、恋愛に対する本心や人生観というところまで本音を話せて、適切な答えを返してくれる友達がいるのはいいですよね。相手に対して本気で怒れるかどうかというのが女子の親密度のバロメーターだと思っていますが、2人の関係も回を重ねるにつれてそこが描かれているんですよ。さすが伴(一彦)さんの脚本ですよね。伴さんは、女子心をどこでリサーチしてるんだろう(笑) 私たちの方がよっぽど男っぽいなって思うんですよ(笑)

咲役の白石さんは、どんな方ですか?
陽だまりのように温かいんですよね。同じ明るいキャラクターでも、私は勢いのいいエアコンタイプ、みぽりんは芯から温める“遠赤外線の女”ですね。みぽりんは、ロケ中も「日傘下さい」みたいなイメージだったんですけど、ところがどっこい(笑) 「見て見て! あいりーん!(※この現場での佐藤さんのニックネーム)」って、足にサンダルの跡の日焼けがくっきりついているのを見せてきて。キャンプシーンのロケでも、私や北川(弘美)ちゃんは、近くにあったお皿で日よけをしていたのに、みぽりんは全く気にせず全身に日差しを浴びてて。おおらかで、細かいことは気にしなんですよね。そのアンバランスさがすごくかわいい人です。
二郎役の綾部さんは、共演されてみていかがですか?
優しく、周りに気を使う方で、人の機微をよく感じていらっしゃるなと思いますね。そんな綾部さんの前では、女子としては気を抜けないなと思うんですけど…。私、イメージと違うってよく言われるんですね。妙にテンション高かったりして、ちょっと変な子なんです(笑) 一見さんだったら隠せるんですけど、こういう長い現場だと無理なので素のままでいたら、綾部さんに「佐藤さんって、そんな人だったんですか!?」って言われてしまって(笑) 最近はもう慣れたみたいで、「あいりーんって面白いヤツなんだね」と受け入れてくれてます。

綾部さんは、日常の何気ないことをさらっと演じるのが、すごくお上手ですよね。もう“二郎ちゃん”にしか見えない。ただ、話が進むにつれて、女性出演者陣の二郎ちゃん株が、どんどん下がってきていて(笑) 友達や同僚としては情の深いすばらしい人だと思いますし、誰も見捨てない優しさが家族食堂のピンチを救ったりするんですけど、恋愛の対象としてはダメンズですよね。誰にでもいい顔しちゃうから、咲がかわいそう。台本読みながら毎回怒ってます。劇中では、志穂と二郎が対峙することはほとんどないんですが、もしあったら私、二郎の胸ぐらつかんじゃいますよ(笑)

では、最後に最終回に向けての見どころを。
二郎ちゃんと咲の関係はもちろんですが、たくさんのキャラクターが出て来て、いろいろな恋愛の在り方が繰り広げられるので、そこに注目してほしいですね。話がどんどん展開していくので、1話1話見逃さないでください。