セブンルール

更新日:2019.10.18 12:10

セブンルール

放送日:10月22日(火)23:00~

カテゴリー:情報・教養

今回の主人公は、東日本大震災で被害を受けた岩手県大船渡市の綾里地区で漁師をしている高橋典子。かつて岩手県庁の職員だったが、漁師に転職した。

岩手県花巻市で生まれ育った高橋。大学生のときに東日本大震災が発生し、地元・岩手の沿岸部は壊滅的な被害を受けた。卒業後は地元の役に立ちたいと県庁に就職。最初の赴任地である大船渡市で、震災から立ち上がろうとする漁業関係者の姿を見て、漁師になることを決めた。4年間勤めた県庁を退職すると、先輩漁師のもとで1年間の修業を積み、今年から一人で漁船を任されるようになった。

獲物は沖合でとれるアナゴやタコ。最大の敵は天候で、海に出ている間は食事すらまともにできない。せっかく船を出しても途中で引き揚げることもあり、その全てを自分一人で判断しなければならない。彼女のひたむきな姿に、ベテラン漁師たちも信頼を寄せる。
「浜で一番稼げる漁師になりたい」と話す高橋のセブンルールに迫る。