セブンルール  #137 指揮者 齋藤友香理

 

セブンルール

放送日:2月18日(火)23:00~

カテゴリー:バラエティ・音楽

<見出し>
ドイツを拠点に活躍する指揮者・齋藤友香理!気負いもせずに思い切り指揮をする、時に涙を浮かべながらも狭き門を突き進む、齋藤の7つのルールとは?

<番組内容>
今週の主人公はドイツを拠点に活躍する指揮者・齋藤友香理(36)。音楽大学のピアノを専攻し、卒業後は小澤征爾に指揮を学んだ彼女。2015年、若手指揮者の登竜門といわれるフランスのブザンソン国際コンクールで聴衆とオーケストラから贈られる最優秀賞に輝いた。しかし指揮者の世界は狭き門。フリーで活躍するも、36歳ではまだまだ若手だという。

なぜ指揮者になったのか?と尋ねると「なんだっけなぁ?」と笑顔で答えながらも、知らないうちに音楽に取りつかれていたと語る齋藤。サラリーマンの父、専業主婦の母のもと、東京の下町で生まれ育った齋藤は、ドイツのドレスデンに移り住んで現在6年。感銘を受けたオーケストラがある事、習いたい教授がいる事が大きいというドレスデンで、譜面と向き合う毎日が続いている。コンクールで賞を取っても、オーディションを受けては落選の日々、彼女はここ一年以上、ヨーロッパでの指揮の仕事を行えていなかった。しかし今は勉強をするべき時期なのだと話す。

そんな彼女に、東京でベートーベンの第九を振るという機会が舞い込んだ。第九を若者が振る機会は滅多にないというが、齋藤に気負いは全く感じられない。「なんでだろう、涙が出る」という演奏をしたい。時に自身も涙を浮かべながらも、浮き沈みの激しい指揮者という仕事を選んだ、齋藤の7つのルールに迫る。