『セブンルール』  #182 「おさだ農園」3代目・長田きみえ

 

『セブンルール』

放送日:1月19日(火)23:00~

カテゴリー:バラエティ・音楽

<見出し>
セブンルール×田舎暮らしの第1弾。首都圏を離れ、故郷の伊豆半島にUターン。空には太陽が輝き、海に囲まれた土地で農業に生きる、おさだ農園3代目・長田きみえ。自然の尊さを感じながら、日本全国のファンのために「甘みと酸味のバランスが絶妙な“幸せみかん”」を作り続ける彼女の7つのルールとは。

<番組内容>
今回の主人公は、伊豆半島の東部に位置する静岡県伊東市で70年続く「おさだ農園」の3代目・長田きみえ。おさだ農園では、3ヘクタールの広大な農地で、15種類以上の柑橘類(かんきつるい)を中心に栽培している。海と山に囲まれ、空に輝く太陽の光と海に反射した照り返しを浴びながら、ほとんど農薬を使わずに育った作物は、甘みと酸味のバランスに優れ、年間会員制に加入するファンはクチコミで全国に広がった。特にみかんは、地元の朝市でも開始15分で完売してしまうほどの人気ぶりだ。「とにかく甘い。農薬を使わないから安心」「愛されて育ってるので、すごい幸せなみかん」と、人々を魅了する。
祖父の代から続く農園で、4人きょうだいの末っ子として生まれた彼女。東京農大でバイオセラピーを学ぶため、伊豆半島を離れ上京した。卒業後も首都圏に残り、保育士として働いたが、「子どもたちに何ができるか考えたときに、もっと自分に知恵をつけたい」思いが芽生えたという。6年前、悩みながらも伊豆半島にUターンし、農園を継ぐ決心をした。実家に戻ってきた彼女に、「無理して農園を残さなくても…というのもあるけど、家の中が明るくて楽しくなるのが一番」と、両親とも喜びを隠しきれない。
日々自然と向き合い、農作業を続ける中で、人生観が変わってきたと話す長田。「実をつけてない枝でも役割があるし、どんな人でも生きてる価値がある」ことを学んだという。一度は地元を離れ、東京で暮らし、戻ってきたからこそ気づけた大自然の尊さ。太陽と海に囲まれた伊豆半島で、農業に生きる長田きみえの7つのルールに迫る。