サザエさん

＜見出し＞
＜タラちゃんの宝物＞＜父さんの三度笠＞＜疑わしきはカツオ＞

＜番組内容＞
　＜タラちゃんの宝物＞
　タラオのお気に入りの風船がしぼんでしまう。「休ませるです」とタラオは自分の宝箱に大切にしまう。そこには貝殻や小石、ビー玉等、こまごまとしたものがいっぱい入っていた。波平らが飲んだビール瓶のふたまで入っており「お庭で飲んでたです」と、タラオは解説する。タラオにとってはどれも思い出が詰まっている、大事な宝物なのだ。

　＜父さんの三度笠＞
　ノリスケは夜の駅前で、酩酊（めいてい）状態の波平に出会う。波平は「これを預かってくれ」と大きな風呂敷包みをノリスケに押し付ける。そこには三度笠と道中合羽、おもちゃの刀が入っていた。宴会のかくし芸で使用した小道具だと言う。「家に持ち帰ればサザエさんたちが何を言うかしれたもんじゃないからな」と察したノリスケは、快く引き受ける。

　＜疑わしきはカツオ＞
　給食のプリンの数が足りなくて、クラスメイトから疑われるカツオ。結局隣のクラスの給食係のミスだと分かり謝罪されるが、カツオは疑われたことに腹を立てる。しかし家族皆から「日頃の行いが悪いから疑われるんだ」と言われてしまう。カツオは「それなら日頃の行いを改め、品行方正な自分に生まれ変わろう！」と決心する。