第34回ヤングシナリオ大賞「瑠璃も玻璃も照らせば光る」

 

第34回ヤングシナリオ大賞「瑠璃も玻璃も照らせば光る」

放送日:12月27日(火)13:45~

カテゴリー:ドラマ

<見出し>
若手脚本家の登竜門・フジテレビヤングシナリオ大賞。第34回大賞は市東さやかの『瑠璃も玻璃も照らせば光る』に決定!主演・豊嶋花で、大賞作品を映像化。

<番組内容>
 若手脚本家の登竜門・フジテレビヤングシナリオ大賞。第34回大賞は、市東さやかの『瑠璃も玻璃も照らせば光る』に決定し、その脚本を主演・豊嶋花で映像化!本作は、ヤングケアラーの女子高生を描いた青春ヒューマンドラマであり、重たいテーマを扱いながらも、暗くなりすぎず、明るい希望の光を投げかけるすがすがしい物語が高く評価された。

 <あらすじ>
 高校2年生の木村ひかる(豊嶋花)は、うつ病を抱える母・里絵の代わりに家事を担い、慌ただしい日々を送っていた。里絵に向かって「頑張らなくていいよ」と口癖のように伝え、自転車で家を飛び出すひかるは、父・康一が入院している病院に立ち寄り、意識のない康一にあいさつをしてから登校するのが日課だった。ある日、ひかるは親友の美沙(横田真悠)から演劇部の照明係を依頼され、両親のことを気にしつつも、「少しぐらい青春っぽいことをしてみたい」と承諾する。演劇部の見学で、ひかるは転校生の立石瑠璃(祷キララ)と出会う。やる気がなさそうな部員たちと違い、真剣に練習している瑠璃は明らかに浮いていた。演劇部を手伝うことを里絵に報告したひかるは「頑張って」と応援されるものの、忙しい暮らしは変わらない。瑠璃からも軽い気持ちで引き受けたことを責められてしまうが、瑠璃が一人で練習している姿を見て圧倒されたひかるは、真剣に取り組もうと決心するが…。