セブンルール

更新日:2019.05.23 10:39

セブンルール

放送日:5月28日(火)23:00~

カテゴリー:情報・教養

今週の主人公は、長野県伊那市の山あいにある「豆腐工房まめや」店長・青木春奈。地元の大豆と天然のにがりを使って昔ながらの製法で作る豆腐や、カリッと仕上げた油揚げを求めて、県外からも客が訪れるほどの人気店だ。
東京都世田谷区生まれの青木は、結婚を機に夫の実家がある長野県へ引っ越した。夫がサラリーマン生活に悩んでいる姿を見て、青木が「豆腐屋をやらない?」と提案。夫のために、豆腐作りの道具一式を見つけて店をオープンさせた。
人気店にもかかわらず、1日わずか100丁ほどしか豆腐を作らないという青木。開店当初はたくさんの豆腐を作り、スタッフも雇っていたが、忙しさのあまり子どもと向き合う時間がなかったことから、“家族で暮らせるだけの収入があればいい”と、現在は夫と二人で店を切り盛りしている。
青木家には、3男2女の子どもがいる。裏庭の畑やニワトリの世話、まき割りは家族全員で行う。学生時代に訪れたラオスで、自然に囲まれて暮らす豊かさに気付いた青木は、子どもと野山を駆けまわり、村の人と助けあい、不便でも知恵があれば暮らせることをこの地で受け継いでいる。「効率一辺倒じゃない暮らし方を人々に伝えたい」と話す彼女のセブンルールに迫る。