Story

3話 2月16日放送

 範子(山口紗弥加)の行き過ぎた正義に追いつめられ、息子を連れて児童相談所に相談に行った由美子(美村里江)は、和樹(桜井ユキ)から弁護士を紹介してもらい離婚調停の準備を始めていた。麗香(田中みな実)は、範子に知られてしまった不倫相手との記事は事務所にもみ消してもらったものの、落ち着かない日々を過ごしている。理穂(片瀬那奈)は、会社の経理を頼んだ範子のあまりの杓子定規ぶりが社内で軋轢を生んでいることを心配する一方、夫・ジョーイ(厚切りジェイソン)との不妊治療がうまくいかないことに悩んでいた。

 そんな折、由美子は範子の娘・律子がコンビニで万引きをしようとしている所に居合わせる。律子は、母への反発から、範子を試そうとしていた。店から連絡を受け、範子は理穂、和樹と一緒に店へと向かう。

 法に背くことは誰であろうが許さない範子は、自分の娘を警察に突き出そうとする。「自分の子供だろうと関係ない。この世で最も優先すべきものは、正義よ」と言う範子に対し、思わず由美子らは「人を追いつめるのが正義なの?違うでしょ?」と範子を糾弾してしまう。押し黙ったままその場を去る範子だったが……。

 そんな中、和樹の著書がノンフィクションの最高峰・竹下賞にノミネートされることになった。そして、その吉報と同じタイミングで範子は理穂の会社に休暇届を出していた。いぶかしがる和樹たちだったが、範子が休暇を取ったのにはあるとんでもない理由があった…。

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