――「花嫁のれん」最終話の撮影は、いかがでしたか?
良樹と瑠璃子は第2週で東京に行ってしまって、それからしばらく登場してなかったので、久々の故郷に帰って来たような感じがしましたね。「花嫁のれん」の出演者のみなさんが集合すると、親戚の集まりみたいな雰囲気なんですよ(笑)。
――良樹と瑠璃子は、東京でどんな新婚生活を送っていると思いますか?
瑠璃子は東京で暮らすのは初めてじゃないですか。だから多分、週末は良樹があちこち東京観光に連れて行ってあげてるんじゃないですかね(笑)。良樹はすごく優しいので、いいダンナさんになってると思います。
――良樹を演じていて、“理想の夫婦像”はどんなものだと考えていますか?
僕は結婚したことがないのでまだよくわからないんですけど、やっぱり、相手がいて自分があると思えるような、お互いに足りないところを補い合える関係だったらいいなと思います。まさに良樹と瑠璃子がそういう関係ですよね。
瑠璃子は、子供の頃から「女将になる」という義務感と使命感の中で、時には自分を押し殺しながら生きてきたような子。一方の良樹は自由に前向きに自分のやりたいことを追いかけてきた人なので、凛とした強さと母性のような安心感がある瑠璃子と、おおらかでのびのびしている良樹は、すごくいい関係なんじゃないかなと思います。
――最終話の見どころを教えてください。
やはり、奈緒子さんが花嫁のれんをくぐれるのかどうかですよね。また良樹については、瑠璃子と一緒に久々に金沢へ帰ってきて『かぐらや』のみなさんと再会し、その奈緒子さんを温かく囲んでいる感じを見ていただけたらと思います。